社会とつながって生きていく

2019.06.08

今日はアドラー心理学 二講座です。会場はLe Laive八丁堀さんです。

午前中は、自分と大切な人をhappyにする「ELM勇気づけ勉強会」第13期 
今日のテーマは、第5章 自分のスタイルを明確にする
わかっているようで、実は、部分的にしかわかっていない自分のスタイル・・・。小さな時に家族の中で生きていくために、自分で選択した価値観やルール。

 

 

自分の慣れ親しんできた考え方や物事の捉え方の特質を知っていると、知らないでは大違い。上手くいっている時はいいのですが、何故か上手くいかない時、繰り返す「またやっちゃった」も、そこに固執すればするほど、裏目に出てくるものです。

 

 

上手くいかないならやり方を変えればいいのですが、新しいやり方にはなかなか切り替えれないものです。マリーナ・ブルフシュタイン博士が、「人生の問題は、強みをやりすぎていること」といわれた言葉を思い出しました。「自分が目指す完璧であろうとするからこそ、人生で新しいチャレンジに向かうとき、これまでやったことを使おうとする。上手くいかないと、もっとやろうとする傾向がある。」と。

 

 

ライフスタイルについてみていくと、皆さんそこに書かれているマイナス要素の部分にばかり目をやります。・・・やっぱりね。だからダメなんだよね・・・と。さも納得したように。いえいえ、良いところがたくさんあります。そのどちらも自分らしいユニークなスタイルです。

 

 

今日は最後に、あえて自分のスタイルの良いところも話して頂きました。自分を客観視してみることで、今の考え方や物事の捉え方を知ることができます。知るからこそ、良いところは磨き、欠点と思われる部分を改善することもできますね。

 

 

その時、新しいやり方を試してみることに伴うリスクも引き受ける勇気も必要ですね。勇気づけとは、その困難を乗り越える為の活力を与えることです。私たちは、この勉強会で、自分自身を勇気づけ、大切な人を勇気づけできることを目指しています。

 

 

午後からは、アドラー心理学 SMILE愛と勇気づけの親子関係・人間関係セミナー。第3期

テーマは、「子どもを傷つけないで意見を伝えよう」

 

これまで、新しい人間関係のあり方の提案に戸惑っていた皆さんも、グッと深まってきたことが伝わってきます。

 

 

最近報道されたばかりの親子関係の事件についても、親がどんな接し方をしてきたのか、そこで子供は何を学んできたのか・・・話題になりました。アドラーの教えは、とてもシンプルにそれを教えてくれます。子育ての目標は、自立することですが、もう一つ、社会と調和して暮らせることも忘れてはいけないことです。

 

 

この行動ができるようになるためには、どんな困難な状況に置かれたとしても、自分にはそれを乗り越えていく能力があると思えること、そして、人々は私の敵ではなく、仲間であると思えること・・・それを私たちは勇気づけで支援して生きます。

 

 

ELM勉強会、SMILEと・・・アドラーの考え方を学んでいきながら、深まりが加速していくことを感じた1日です。
今日もブログにきていただきありがとうございます。