月曜朝イチ 修大生とモーリーの15日間No.10
2012年前期コーチング参加のなかしゅん先輩が仕事のお休みを利用して遊びに来てくれました。
彼は消防士さん・・・コーチングの講義に参加した頃は、まだ明確な就きたい仕事は持っていませんでした。広島豪雨災害を体験直後、ボランティア活動に参加して、被災者の方から喜んで頂いた事をキッカケに、人の手助けができる仕事がしたいと消防士になる事を決めました。在学中、見事採用試験に合格して、同期の調理師学校を決めた仲間と二人で、報告がてらコーチングの講義に参加してくれたのが昨日のようです。
将来どんな仕事に就きたいか、明確な目標を持つ学生はほんの一部です。様々な活動に参加してみる事で、やりたいことが見つかるという勇気づけをしてくれました。そして、コーチングの講義に参加したことが、とても役立っていると話してくれました。
いよいよ今回からコーチングの基本スキルです。ラポールと傾聴レベルから。
グループに別れて、練習スタート。聞くと聴くの違いの体験からです。
先ずは、3月末の目指す目標を決めて、そこに近づくために今滞っている課題をこれから扱っていきます。
こうして卒業生が、仕事のお休みを利用して来てくれるのは嬉しい事です。もちろん、平日がお休みでない卒業生からも、参加したいけど・・・と言ってくれます。その気持ちだけでも嬉しいものです。学生たちに近い彼らの体験談は、いい刺激になるようです。感謝です。
2限目は、修道オープンアカデミー Dr.sカウンセラー流 人生創成論
「40才からの人生は自分で創る!」講座 No.4
今回のテーマは、「心の危機を乗り越える」・・・人生の分岐点でもある40才前後から起こる心の利き手きっ状況のことをミッドライフ・クライシスと言います。子育てや親の介護、離婚、死別、金銭問題など・・様々な問題が増えることが背景にあると言われます。中年の8割は体験するという臨床心理学者がいるほど。
老年期を迎える頃は、さらに「若さと老い」「男らしさや女らしさ」「破壊と想像」「愛着と分離」という4つの緊張を、中年期から老年期にかけて、うまく融合させていけるかも大きなポイントだとも言われています。ワーク・ライフバランスを自分の中でどう納得して移行させていくかなどにも関係してきます。究極ワークを一緒に体験していただいて、より良い人生のために今をどう大切に生きていくか考えて頂きました。
最後に紹介したのは、『60才からの満喫生活~より満足度の高い毎日が待っている!~』
デビット・ブラウン著/佐藤富雄訳
2009年から3年間、口ぐせ理論アカデミーの今は亡き佐藤富雄先生の元で、Dr.sカウンセラーの学びをしてきました。その佐藤先生が、アメリカで見つけたデビット・ブラウン(ハリウッド映画プロヂューサー)の書いた本との出会いとこの本を訳本として出版すると、とても楽しそうに話してくれました。何冊も翻訳本も手がけている中で、初めて自分で手がけたいと言われた本です。
人生100歳時代という言葉が最近よく聞かれるようになったけれど、その頃からずっと「人生100歳時代、80歳現役・・・どんな生き方をしているにせよ、通過点になる・・・ならばどう生きるか」問われていました。この講座を開催したお陰で、今一度思い出し、お話しさせて頂きながら、一緒に考えることができています。
誰もが経験していくであろうこれからの長い人生・・・どう生きるかは考えていきたいものです。長くなりました。最後まで読んで頂きありがとうございます。