秋の草木に癒される季節です。
お家 de happyレッスンinFIKA No.104
テーマは【じぶんの心の整え方】〜親子関係、人間関係・・・揺れる私の心を整える〜です。
風にユラユラ揺れるのはツリバナ(吊花)・・・まるで今日のテーマのようです。
いつもなら引っかからないような事柄に、何故か揺れ動く心。キッカケはなんであろうと、自分の心にある気になることが何かの拍子にユラユラ揺れるってよくあることです。
これまでも心の整え方は、様々な方面から扱ってきたので、今日はメンバーの事例をアドラー心理学を応用して研究です。
私たちは、何かしら不安を感じたり、心が揺らいだ時、その原因をアレコレと探し出し、何とか対策に挑もうとはするのですが、自信が持てないときや、いい対策が見つからない時はパニックに陥ります。まずやるのは、心を落ち着かすことです。「エ〜〜そこから!?」はい、そこからです。
私もよくやります。バックの中のカギが見つからない!!・・・収めたはずなのに、どこにあるかわからない。焦って探そうとすればするほど見つからない。でも、最近は先ずはゴソゴソ探す前に・・・一先ず深呼吸。大丈夫!!と心を落ち着かせる一人ワークからです。すると不思議なくらい時間をかけずに見つけ出すことができます。
まあ、単純な例ですが・・・何かの事態が起きた時にも使います。普段使い慣れていないといざという時使えませんから。
人間関係の時は、先ず心を落ち着かせる。そして、今の自分の気持ちの状態を知る。いい悪いではなく、自分が何を求めているのか、本当はどうしてほしいのか、どう扱われたかったのか・・・などなど。
何かあれば、すぐに相手がどう考えているかとか、相手の気持ちを考えようとしますが、実は、それを考えても収まらない。だって相手の気持ちなんて見えないのですから。【先ずは、自分自身の心の状態に気づく】が大切だと考えます。
その後で、自分はこう望んでいるけれど、今の状況を変えるのか、変えないのか。変えるなら、どんな対応ができるだろうか。何をすればうまくいくだろうか・・考えてみる。
案外、自分の今の心の状態をみようとはせず、気づけない人が多いようです。
それぞれの事例を、エピソード分析をしながら、【課題の分離】を使ったりしながら、心の揺れを解決する方法を自分で選択できるよう一緒に考えました。
神よ、願わくは我に 変えられることを変える勇気と
変えられないことを受け入れる忍耐力と
両者の違いを理解する知恵を与えたまえ
ー神学者 ラインホールド・ニーバーー
アドレリアンたちが、よく使う「ニーバーの祈り」を紹介しました。
とても深いワークのできた1日でした。
夕方からリハビリ・デイサロン満天 介護に関わる人のためのアドラー心理学
ELM勇気づけ勉強会Vol1グループの打上げです。
全12章を終えて、「これってアドラーで考えるとどうだろう?」とか、日々のやり取りの中で意識ができているという嬉しいフィードバック頂きました。上手に使えた、使えなかった・・・いいんです。意識して、振り返って考えてみることで、次、こうしてみようと代替え案が考えれますから。
美味しい食事をとりながら、ELM勇気づけで学んだことを日常でどう使っているか、どうとらえているか・・・アドレリアンたちの熱い話が続きました。なんだかとっても嬉しい!! 使ってナンボの心理学ですから。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。