グループ 理念浸透ソリューションボトムアップシリーズ。
支援者の為のアドラー心理学Vol2  「ELM勇気づけ勉強会」第16期第17期

 

初回の第1章・第2章の振り返りから。
「最初は意識をしてたけれど、日々の業務の中で飛んでた・・」なんて方も多かったようです。すでにVol1グループ修了者が職場にいる方は、一緒に話し合ったりもあったようです。

 

 

研修も同じですね。特に仕事における価値観の共有や風土作りなどでは、例え受講時期は違っていても、職場に同じ言語で話し合える人がいると互いに職場での実践もやり易いものです。すでに修了している方達には、今の受講者さんから刺激をもらいフォローupになるし、受講中のメンバーは実行しようとするときの支えにもなります。

 

 

同じ職場の4割が同じ教育を受けていれば、職場の雰囲気も変わります。一人の力は弱いもので、一人だけだと実践に困難を感じる人も多いようです。

 

 

今日のテーマは、第3章【言い方を工夫しよう】、第4章【感情と上手に付き合う】です。
ここまでの流れは、第1章で、人それぞれの見方や考え方の違いを知ったら、その人の話を聴いてみる(第2章)・・・聴くだけではなく、自分の見方や考え方を伝えてみる(第3章)。

 

 

シンプルな流れですが、実際にやってみると、なかなか自分の考えや気持ちが伝わらない。そこに大きく影響を与えているのは、実は「感情」です。ちょっとしたすれ違いから生まれる感情のゆき違い。その根底にある感情の目的を知り、一次感情に気づく・・・それが第4章です。

 

 

 

午後グループ。

 

 

最近、強く感じるのは、【自己理解】に対する認識の違いです。単にこれまでの経験を振り返り、客観的に自分を見つめ直す・・・職業選択などでよく使われる言葉です。得意・不得意、何が出来るなど、そこに焦点があたりがちです。そうなると、学生たちは、資格が必要・・・と言い出すことになってしまう。

 

 

大人である私たちでさえ、自分で自分をちゃんと扱えない人が多いものです。その点、他者はよく見えるので、自分ではなく、他者を変えようとしたりするのかも知れません。あくまで私の指摘論理ですが。 自分と向き合うこと・・・実はこれが一番厄介で難しいことです。

 

 

 

 

職業選択の時に使われるケースが多いこともあり、一番判断しやすいデータ活用にはしる傾向も強いのかもしれません。

 

 

「ELM勇気づけ勉強会」のプログラムは、自分自身に気づくことが自然に出来るように構成されているなと、そして、その自分をどう扱うのか教えてくれるよく考えられたプログラムだとやる度思います。もちろん、これだけで自己理解が出来るとは思ってもいませんが。

 

 

理念浸透ソリューションのボトムアップに効果的だと思うのも、個人が自分自身に気づくこと、その自分を勇気づけ、他者を勇気づけすることを練習していくので、組織という共同体の中で、自分も他者も大事にしながら成長していく基本スタンスを共通意識と共通言語で考えることができるようになると考えるからです。

 

 

第4章の感情の取り扱いをするころから、気づきがより深まっていくのを感じます。
この勇気づけの輪が職場を明るくし、共に成長していく風土作りに活かされていくことを信じています。

 

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。