今朝、朝イチを観ながらお掃除とセミナーの準備・・・思わず手を止めてしまった。プレミアムトークに直木賞作家の桜木柴乃さんが出演されていました。15歳のときに父親が「ホテルローヤル」というラブホを開業。多感な時期当たり前のように家業を手伝っていた話や、24歳で結婚して子どもを生み専業主婦として真面目に過ごしていたとか。
ながら聞きながら耳に残ったのは、「書くことで自分の人生折り合いをつけたかった」。そして「家族じまい」という本が紹介されました。
ことのほか「家族じまい」・・・この言葉がズコんとこころに刺さりました。そして紹介された一文を思わず写メ。
ふたりを単位にして始まった家族は、
子供を生んで巣立ちを迎え、
またふたりに戻る。
そして、最後はひとりになって記憶も散り、
家族としての役割を終える、
人の世は伸びては縮む蛇腹のようだ。
気にかかって気にかかってしょうがない。それは自分の家族をその言葉に映し出してしまったからです。
自分自身の家族・・・2014年に両親が広島に出てきて、少しして墓じまいをしました。そして、実家も買い手がついて家じまい。The昭和の貧しい時代を生き抜いてきた二人。築き上げてきた家と生まれ育って長年地域との関わりの中で生きてきた二人が、この大きな決断をするのにどれほどの思いだっただろうか。
私には子どももおらずバツイチさん・・・お家のことを全部背負わせるには可愛そうだと考えてのことだと思います。だから、何も言えず、二人の決断に私は自分にできることだけしかサポートはできていません。おしどり夫婦とみんなに言われていたほどでまさに”ツガイ”だと私は思っていました。そんな母も今年6月に旅立ちました。
いずれ順番で父も旅立つと・・・家族としての役割は終わるのか・・・。当たり前のようでも何とも切ない。「家族じまい」まだ本は読んでいないけれど、とても切なくて、でもきっと奥深いそこに書かれた桜木さんの想いに触れたくて。本屋さんにはまだなくてすぐにアマゾンでポチしました。
今日は、Morleyと日な日なアドラーstydy cafe ELMリーダーさんのための【ELM勇気づけプラス】
子どもが大きくなったゆきさんと、子育て真っ最中のますみん・・・プラスでもやはり家族関係についてのケーススタディになります。家族関係が一般社会での人間関係に投影されます。
どんな家族でありたいか、どんな家族を築いていくのか・・・。どんな未来をバトンタッチしていくのか・・。そんな想いもよぎりながら、やっぱりより良く生きるためにアドラーの教えは役立つなと思いました。今日もありがとうございます。
下記は、FacebookのKOTONOHA Galleryにつぶやいたものです。
人間関係は人生の基盤
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「家庭内の問題」
ではなく
『自分』と『他者』
との問題です
ーMorleyー
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「これは家庭内の問題だから」
といい、一般的な対人関係のルールと切り離していませんか?
実態は『自分』と『他者』の問題です。
家族という箱の中で、
甘えや遠慮ないやり取りで、
結果、非現実的な解決策が採用されたりもします。
殺人事件の53%は、
家族間で起きています。
また、家庭内の人間関係が、一般社会での人間関係に投影されます。
逆に、『幸せになるための条件』でもあります。
「家庭」という箱の中でどんな人間関係を築くのか。
共に勇気づけあう関係でありますように。
今日もブログに来て頂きありがとうございます。