みどりの学校ハピネス教室 〜組織に活かすアドラー心理学〜

2023.10.30

 

 

社会福祉法人 みどりの町 三原市大和町箱川の白竜湖湖畔に本部があります。

【みどりの学校ハピネス学習教室】組織に活かすアドラー心理学「ELM勇気づけセミナー」動機づけ導入編を入れると3回目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

社会福祉法人 みどりの町 は、障がいを持つ『仲間』の皆さんと、生活介護・施設入所支援、就労継続支援A型・B型グループホームなど、地域に根付き共に支え合う施設として45年続く施設です。

 

 

時代の変化とともに、今の時代にマッチさせながらこれからもそこにある施設であるために【みどりの学校 ハピネス学習教室】もスタートしました。意識・行動の変化と共通言語で対話し,共に考え続ける素地を作るためにアドラー心理学の教えを活用します。

 

 

午前の部、午後の部、公募をかけて自分から手を挙げて参加している皆さんです。学ぶ意欲のスタートラインが違うので、入室時の笑顔が違います・・・こちらまで楽しくなります!!楽しみにしてくださっているのが伝わって、あたたかい学びの場となっています。

 

 

働く人たちのためのメンタルヘルスケア「(仮)こころとからだのハピネス相談室」も12月より試行する予定です。

 

 

対人支援の仕事は感情労働です。
感情労働の現場では、感情が労働内容に及ぼす影響が大きく、かつ適切・かつ不適切な感情が明確にされており、組織からの管理・指導の下で、本来の感情を抑えて業務を遂行することが求められメンタルに不調をきたす方も多い現場です。

 

 

万年人員不足の現場では、それが引き金となり、さらに負のスパイラルを引き起こしてしまい、本来提供するサービスへも影響を与えます。従業員のメンタルヘルスケアが手薄になりやすい時代だからこそ、いつでも自身や部下の不調について相談できる社内相談窓口の整備が、以前にも増して求められています。

 

 

本格的改革が始まり3年。
人たちの心の健康と身体の健康があってこそ、良き支援、サポートができると考えられて、みどりの学校ハピネス学習教室をはじめ「(仮)こころとからだのハピネス相談室」、月一回のBBQ会を通してスタッフ間の交流を深める・・・など、働きやすい環境作りを具体的に勧められています。
社会福祉法人 みどりの町  
ちなみに近々HPもリニューアルされるそうです。

 

 

 

 

法人本部を出て橋を渡って少し走ると、無人販売所があります。
地域の方も参加して農作物を出品していただいたり、工作所で作成した商品や、こだわりのグルテンフリーHALUのパンも売っています。(このパンがまたもっちりして美味しい!)

 

 

儲け度外視の運営。そこには、地域にもっと根付き共に共生できる施設でありたいとの思いが込められています。

 

 

 

 

今、全国の老健の80%が赤字だそうです。
障がいを持つ方達の支援施設も同様に存続の危機を抱えており、社会になくてはならない施設も大きなところに吸収される危機にあるそうです。その中で、がんばる職員の皆さんの笑顔は一番の支援ですね。私の父も高齢者施設でお世話になっていることもあり、身につまされる思いがします。

 

 

社会福祉のあり方は社会全体の課題であると感じます。
その現場を支える皆さんや法人のお手伝いができることに感謝です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。