「わかってもらおう」とするとき、案外私たちは自分の主張を伝えなきゃに集中しすぎる傾向がある。
上手に伝えることばかりに気を取られて、目の前の相手が受け止める準備ができているか、今がタイミングなのかなど、考えが及んでないことも多いように思う。
伝えたいの前に、わかってもらおうとする努力はできているか、それ以上に聞き手側の心持ちに気づいているだろうか?
分かりあうためには双方の努力が必要です。

ゆきもり読書会で紹介してもらった「さみしい夜にはペンを持て」ポプラ社
「嫌われる勇気」
を書いた古賀史健さんの著書。(岸見先生だけにスポットが当たっていますが、お二人の供著であり古賀さんがライティング担当)
タコジロウ君とヤドカリのおじさんのやりとりを通して、自分自身を育てていくヒントに溢れています。
ぼくは、ぼくのままのぼくを好きになりたかった。
思っていることをうまく言えない・・・そんなタコジロウが、自分で考えることを学び、周りとどう関わっていくかのヒントが満載です。こどもから大人までが読める本です。