この世界の片隅に

映画で観に行けなかった『この世界の片隅に』がドラマでスタートしました。ドラマ番組、今日観ることができました。

どこにでもある日常の暮しが、戦争により失われていく。
どこにでもある日常の暮しが、ある日突然失われていく。
今また広島や多くの地域で自然災害が起こり、一瞬にしてその日常が一変する
できごとを私たちは味わっているような気がします。

未曾有の出来事、原爆投下
今またかつて経験していなかった豪雨による災害
それでも免れている自分は、当事者のみなさんの苦労は何ひとつ体感出来て
いないわけで、申しわけないような気持に覆われそうになる瞬間が何度もあります。
だからと言って、何一つ不自由のない私が打ちひしがれているわけにはいかない。

世界中のどこも味わっていない原爆被災地である広島（そして長崎）が
草木の一本さえ生えないと言われた広島で今、生活ができていること
「この世界の片隅に」の主人公のように懸命に生きながら生かされていることに
感謝して日々を丁寧に生きていかなければいけないことを改めて考える時間に
なりました。

今日は両親のところで昼食と、初めて母のお風呂の見守りをしました。
母の小さくなった背中、一生懸命に自分で手すりにつかまり入浴する母の姿。
そして父が足腰の痛い中で、デイの無い日や朝夕をその介助をしながら生活を
ほんの少しだけ体験して、両親のがんばりと凄さに頭が下がる思いでした。

この連日の暑さ・・・どこかに食事でも連れ出そうかと思いましたが、
買い物をしてきて部屋で食事を取りました。
ああでもない、こうでもないと言いながら過ごす何でもないような一日だけど、
もっと丁寧に、もっと大切にしたい時間であると感じました。

今日もブログに来て頂きありがとうございます。

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