親も子どもに勇気づけられる

2018.10.12

昨日、SMILE愛と勇気づけの親子関係(人間関係)セミナー特別補講でのこと。
子育て奮闘中のお母さんから嬉しいご報告。4人の子育て中のお母さん。
4人とは言え上は小学生の3つ子ちゃん。いつも長男君に手を焼いていたけれど、
子どもの行動の目的を考えるようになり、叱ることをやめて勇気づけにチャレンジ中。

どのできごとだったかハッキリとは思い出せないけれど、長男にかけた言葉に対して
次男君より「お母さん、◯◯くんには、その言い方いいんじゃないの」
思ってもみなかったその言葉は本当に驚き同時に嬉しかったそうです。

子どもって敏感ですね。
お母さんの一言ひとことを子どもながらにちゃんと受け取っているんですね。
ただ、その解釈は正しいかどうかはわかりませんが。

ジョセフ・ペルグリーノ博士の「ライフスタイル分析ワークショップ」に参加した時のことを
思い出しました。
子どもたちは、所属すること、愛されること、意味を持つこと、
能力のある個人だと認められることを求めます。
産まれてから6歳前後・・・この期間には、家族(私たちの最初の社会、共同体)の
一員になるために
自分が何をしなければならないか、自分がどうあるべきか、
についての感覚を発達させます。

子どもたちそれぞれが、自分が生活するための家族や共同体の中で、
居場所を見出すために創り上げるのがライフスタイルです。

子どもたちがよき観察者であっても、自分たちがみる/聞く/評価する/解釈することについて、
あまりよき解釈者ではないことを知っておくことは重要です。
・・・というくだりがありました。

人生経験も少ない子どもたちが、子どもなりに解釈するわけですから、
「この子の将来のために・・・」と上手くできないことを叱ったとしても、
その真意までは伝わらないと言うことです。
叱られたと言う事実だけが心に残ってしまう。それが次の行動へと繋がったりもします。

次男くんはきっと彼なりに、観察して家族が上手くやれるように・・・
兄ちゃんはどんな言い方をされると納得して動くのかを知っているようですね。

勇気づけの子育てをすることを決めた彼女にとっては、頭ではわかっているけれど、
実際に日常の中で新しい習慣へのチャレンジはなかなか難しいこと、
思わぬ子どもからのひと言に勇気付けられたんですね。
子どもたちは、いつでも親の注目を集めていたいし、
そのタイミングを子どもながらにみているのかもしれませんね。
良いシェアをいただきました。ありがとうございます。

今日夕方、両親のところに行きました。お試しでショトステイにチャレンジしていた母。
行けば行ったで楽しめる母ですが、行く前に父へかなりのグズグズらしい。
ケアマネさんにも入って頂き、4人で話し合い。
課題の分離をしながら、アイメッセージで私の想いも伝えることができました。
結果、しばらくこのままチャレンジして行くことになりました。

アドラー心理学ELM勉強会やSMILEセミナーを開催しながら、
自分自身が少しずつ上手に自分の課題に使えるようになってきたと
実感できるようになりちょっとだけ嬉しかったです。
自分で自分を勇気づけた夕暮れ時の帰り道でした。

今日もブログに来て頂きありがとうございます。