修大生とモーリーの15日間No6 今日のテーマは『人生の質をあげるコミュニケーション』
念ながら1名脱落。チームからの報告をみんなで聞きました。残念だったのは、チームメンバーも意見合わせも不十分なまま、リーダーともう一人が話し合い説得も断念していたことでした。

チーム作りの難しさの経験の場となりました。ここもやっぱりコミュニケーション不足。
もう一つは、諦めるのは簡単だけれど、後少し勇気を出して交渉してみるとか、チームの力を借りるなど、ミスのリカバリーを全力でしてみることの大切さを少しでも体感できているといいなと考えます。ここでもコミュニケーションがキーになります。

今日のテーマ・・・そのままいい題材でした。

 

午後から先日、新入社員研修フォロー UPでお世話になったお客様のところへ。管理職の皆さん、そしてリーダー育成シリーズと3期お手伝いをしていました。その後は、社内制度を整えられる二年間で研修は新入社員研修以外はお休み。その間に取り組んで来られたことを共有していただきました。

 

ここ数年で役員クラスが入れ替わり、新体制でさらに発展するためにも理念を語り、方向性を示し、制度改正など取り組まれていたとのこと。「社員のみなさんが、笑顔で幸せに働いている会社だと嬉しい!」と社長。それでも、「この2年語り続けてきたけれど、一人ひとりに浸透するのはほんとうに難しい。社風を変えるということですから・・・と話してくださいました。

 

ただ、新入社員研修を終えてそのフォローup研修で新人さんたちと再会した時、明らかに初めてお手伝いした5年前とは大きく違ってきたことを感じます。人を育てようと配属先の上司や先輩たちが色々苦労されていることがわかります。それだけでも嬉しくなりました。

 

理念浸透には、トップがまず語り続けることは必須ですが、その下が方向性を共有し、トップの想いに共感して、自分の言葉でさらに噛み砕いて伝えることができていること。他にも、研修など事あるごとに部門で取り上げ話あう時間を持つ、朝礼などで唱和する、社内報で扱う、イベントで周知する・・・様々な活動が必要になります。

 

何度も繰り返し、繰り返し、そして視点を変えながら、やり続け意識にも行動にもできるようにする。そして、時代とあうよう常に見直し発信の仕方も変えていく。浸透する・・・それには時間も強い意思も必要です。

 

朝イチ月曜コーチング・・・たった15日ですから、社会人の基礎力さえ乏しい学生たちではなかなか難しいけれど、彼らがいつか社会に出た時、組織の方向性や目指すところへ、理解したり、共感してその中で自分がどうあるべきか考えることができるように今、体験してもらいたい。
そんなことを強く思った1日になりました。

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。