昨日は、社会福祉法人三篠会 関東ブロック 新卒新任職員フォローアップ研修でした。
入社から9ヶ月を経て、改めて初心に戻ります。

 

新卒新任研修を振り返ってもらうと、グループで話し合ったとか、暗記をしたとか出ていましたが、メモをしていることでも、あまり身に入ってはいないようです。新人研修をしたんだから・・・とよく言われますが、社会人一年生になったばかり・知らない同期・・・緊張しきっている中で、多くのことが入っていることを期待することに無理があるといつも思います。みんなで振り返りをしていると、改めて思い起こされるようです。

 

改めて、『福祉の世界で働くとは』をテーマにワールド・カフェも実施。とても印象的だったのは、保育士の声。同級生の友だちと会って話をしていたら「どうせ子どもと遊んでるだけでしょ!」「給料安いのによくやるよ・・・」とか、言われたそうです。そのシェアについて、他のメンバーからも「あるある!・・」今もまだ、福祉業界の社会的地位の低さを感じます。その保育士さんは、「まだ自分が半人前ですごく良い仕事だと言い返せなかった・・」と悔しそうでした。

 

小さな子どもから、高齢者まで・・・命を預かる現場でもあります。成長促進や自立支援、寄り添い・・・世の中から消えたら、どうなるのでしょう。現場の彼らの働きがあってこそ、世の中も成り立っています。こうしている間も、私の両親は施設でサポートして頂き、安心の生活をしていますし、私も出張はもちろん、仕事ができています。そのサポートも素人の私がみていたら、きっとくたびれ果てて投げ出してしまいそうなことまで、細部に渡るサポートで支えられていて感謝感謝です。

 

 

3月の目標設定に、できていない課題とできたことなどの発表、ワールドカフェ、成長ワーク、新たな目標設定などに取り組みました。発表の場面もたくさん持ちました。同期とたくさん話すことで、同じような悩みも語り合い、同期のがんばりに刺激を受け、勇気付けられます。

 

 

これまでは、現場で使える方法を覚えることで精一杯。ここからは、一人だちできる福祉のプロとしての自分を育てます。不平不満・・・大いに結構!ただし、こうだったらいいのに・・と代案を考えて提案する。 3月とはワンランク上にいけるようメンタルを含め取り組んで頂きました。

 

4月には、後輩が入ってきます。その時、自分が困ったことや、わからなかったことなど、教えてあげれる先輩に育ってくれているはず。少し、心配だったメンバーも笑顔で初日締めくくりできました。

また成長した姿に会えるのを楽しみにしています。
お疲れ様でした。そして顔晴れ!

 

今日もブログにきて頂きありがとうございます。