修大生とモーリーの15日間、最終テストレポート。一番に書き上げたジョーからラインがいち早く届いていました。
「めちゃいレポート書けました。大人になってからも読み返したいです(笑)」なんと気合いを入れて3枚のところ6枚書いていました。読んでみたら、彼の素直に感じた事をそのまま書いてくれている素敵なレポートでした。そして、私が15回の講義で伝えたいことをちゃんと受けとってもらえている、いや、それ以上に自分のモノとしてくれていると感じで嬉しかったです。そして、また来期、頑張れる勇気をくれるありがたいレポートでした。
本人から許可をもらって記載いたします。
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今回、このレポートを書くにあって、今一度、最初かた振り返って、その時その時で私が何を思い、何を学んできたのか、思い返すことにしました。
振り返り終えた私の感想は、シンプルに「あ、また一皮向けて成長したな」と思いました。
たった週に1回、90分の授業であったにせよ、モーリーという強烈に明るくて厳しく、そしてとても優しい先生と、ひと癖もふた癖もあるみんなと共に学んできた授業は、気づかぬ間に私をまた成長へと近づけさせてくれるものでした。この経験は、感謝してもしきれない程です。
「未来に花咲かせる私の今」というタイトルということで、それならまずは、目標を設定しようと考えました。
後悔のない人生を送ること、何歳になっても妥協することなく全力で生きること、美人な奥さんと結婚をすること、お金持ちになること。将来の目標を挙げてるとキリがありませんでした。そこで、それらを一つひとつより噛み砕いて深く追求することにしても、当たり前でシンプルな答えにたどり着けました。
これは、「幸せになりたい!」その時その時を幸福な気持ちで過ごしていたい、というものでした。幸せにありたいなんて、人に言えば当たり前だろう、みんなそう思うに決まっている。と返すだろうが、その当たり前を改めて認識し、本当にそうありたいと強く思い、それに向かい行動する人は多くはいないと思いました。
目標を考えた時に、ここでは書き切れない程でた思いや目標や決意が達成されたり、それに向けて、今自分は頑張れているなと思えた時に、幸せだな・・・満たされているなと感じると思います。私にとっては、その状態が、未来に花が咲いている状態だと思いました。
そして、次にい、それではこの目標たちを達成させ幸せを感じるために、今何ができるのか、何をすべきかかを考えました。
モーリーもご存知の通り、私のこの半年は悩み、考え自問自答の日々の連続でした。何か有意義なことをしないと、学生生活が終わるまでにまだまだ何かやり残したことがきっとあるはずだと、幸せを追うあまり逆に不幸に感じてしまうこともありました。それが私らしいとも言えるのですが。この悩みながら、もがき続けた記憶さえ、良き思い出として消化されると思います。話が少し逸れてしまいましたが、そんな私が今からすべき事、心がけておくことを4つ考えました。
一つ目は、なんどもレポートで書いてきたように、「時間」の大切さを理解し、マクロでも、ミクロにおいても、その質を高めることです。唯一時間だけがみんなに平等い与えられたものだということは絶対に忘れません。
未来は変えられるとおもっているが、今を変えないと未来は変えられない。今の連続したその延長に未来はあるのだから。この時間に対する感覚は、社会人になってからより研ぎ澄まして行きます。
2つ目は、人間の人生において、切っても切り離すことのできない他者との人間関係についてです。頂いた資料の中の一つに、人生で出会うべき人には、必ず出会う。しかも一瞬遅からず、早からず。しかし、うちに求める心なくば目の前にその人ありと言えども、縁は生じず」という言葉があり、とても納得しました。
人との出会いは、考えが合わなくとも、無駄なものなんて何ひとつなく、互いを受け止め、理解し尊重し合う気持ちを忘れることなく生きていこうと思いました。なかなか頭では分かっていても、それを行動に移すことはとても難しいものです。
しかし、それでもその気持ちを忘れず挑み続ける事が大事だと思います。諦めてしまったら本当にそこで全ての可能性が潰れてしまうので、そんなもったいないことは絶対にしません。
3つ目は、何事に対しても、一歩踏み出す勇気を持つことです。過去に不安を覚える人はいません。先が見えないから未来に不安を覚えます。しかし、それに恐れて何もしないと、当然何も変わりません。待っているだけで未来が訪れるほど、この世野中は優しいものではないと、22年間生きてきてとてもそう感じます。
何かに挑戦すれば、それは失敗してしまうこともあります。それでもただひとつ言えることは、挑戦しなければ成功することも絶対にないということです。
だから、その最初の一歩を勇気を持って踏み出すよう自分を鼓舞して生きます。考えた理、撤退することは、走り出した後からでも遅くはありません。やる前から無理だと諦めることは、それだけで多くの可能性を自ら捨てているし、失敗の経験がより大きな成長を呼んでくれると思います。
そして、最後のひとつが、自分を認め、愛してあげるということです。私自身の人生です。自分で自分を嫌ってしまったら、幸せもくそもありません。他人を認め尊重するように、少し失敗したり、今全力で生きれていないと感じても、あまり自分を責めすぎず許してあげようと思います。
自分に対しても、褒めて伸ばす方針の方が幸せだと思います。自分を追い込み、現状に満足せず、より高みを目指す姿勢は、非常に大切で自分の良いところの一つだとは思うのですが、何事も度が過ぎれば体に毒だと感じました。
この歳になり、改めて心から感謝する事がたくさんありました。むしろ自発的に、心の底から感謝するのは、ここ数年になってようやくできるようになったのかもしれません。いくら自分の人生で、自分がその真ん中にいるとしても、人は一人では生きてはいけないと本心でそう思います。
様々な人に支えられ、教えられ、そして私もそれを次の人に引き継いてゆく。与え、与えられる環境の中で、人は生きていると思います。だから、私も日々感謝の気持ちを言葉だけでなく、心から持ち続けようと思います。
他人に感謝するということは、相手も幸せになれると同時に、私の心も満たされmます。それは私の人生の目標である、幸せに生きるということにもダイレクトに繋がると今の今、気づきました。
未来に花咲かせる私の今、その究極の答えは、全ての人、物事に感謝することです。
半年間、お世話になりました!! これからもよろしくお願いします。
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受講している学生たち全員に、私が伝えたい事が伝わっているとは思いません。ただ、15回の講義の中での出来事が、いつか「ああ、あの時のモーリーが言っていたことはこう言う事か」なんて思い出したり、リソースの一部として役立ててくれれば嬉しいなと思います。
改めて、学生たちが巻き起こす事の中で、根拠なく信頼して学習するチャンスを提供し続けることの大切さと、真っ直ぐに向き合っていくことをすることで、成長させてもらっていることを感じます。出会ってくれてありがとうございます。
今日もグログに来ていただきありがとうございます。