アドラー心理学 自分と大切な人をhappyにするELM勇気づけ勉強会No.10
いよいよ終盤にかかって来ました。ここまでの学びを活かしながら、テーマは『当たり前の価値を再認識する』です。

 

 

私たちが「これって当たり前だよね」と言っていることは、最初から当たり前にできていたことなど何一つないはずです。それでも自分があたかも当たり前のようにできるようになったら、できない誰かをみて「なんでこんな当たり前のことができないの?」と思ってしまいます。

 

 

足し算、引き算だって・・・挨拶をする、お片づけする、時間を守る・・・色んなことの一つひとつが、練習をしながら積み重ねの中で習得していったものですよね。

 

 

「私たちは死ぬまで自分自身の究極目標に向かって完全・完璧を目指します。」その図を書いている時、「かんぺき」って書けますか?と質問してみました。私の書いた「璧(ペキ)」が間違っている!と誰かが言いました。「下が「玉」ではなく「土」ですよ!」・・・そうそうよくある間違い。携帯電話で確認してもらうと正しいことが判明しました。実は昔、ある研修を受けている時、私も同じように思い込んでいたことに気づかされていました。

 

 

何が言いたいか・・・つまり間違って覚えたことであっても、人は思い込んだらそれが正しいと思い込むということです。そして、それを「当たり前」としてしまうということ。

 

 

人に対しても同様で、例えば、遅刻を何度かすると、その人は「いつも遅れてくる人」「時間を守れない人」・・・そこばかりが気になり始めると「どうせ、あの人のことだから・・・」なんてことになります。ほかに良いところがたくさんあるはずなのに、そこは見ようとしなくなってしまいます。

 

良いところに注目するワークをしていたら「今、見えるものではなく、そこまでの中のイメージで人をみていることに気づいた」とメンバーの一人が教えてくれました。

 

 

「良い出し」の実習をしていたら、私にも良い出しをみなさんが書いてくれました。「良い出し」されることって、やっぱり嬉しいものです。

 

 

私たちが生まれてくる前、子どもが生まれる前・・・「無事生まれてくれますように」と親に願ってもらいこの世に誕生した私たち、そして子どもたちのはずです。親や大人の希望するようにできないことばかり嘆くより、今ここに存在してくれている奇跡に感謝の気持ち忘れたくないものですね。

 

次のELM勇気づけ勉強会 火曜日コース第14期は5月スタートします。みなさんもとてもシンプルで自分を育てることのできるELM勇気づけ勉強会で育自してみませんか。

 

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。