個と企業の共生時代がやって来た

2019.03.14

今日は、朝イチでエグゼクティブ・アドラー流コーチングです。駅前まで歩いていくと、少しずつ春の香りを感じます。

 

クライアントは、法人保険営業マン向けの塾などを主宰しながら、中小企業経営力強化や事業継承などコンサルタント会社の経営者。そんな凄い人にエグゼクティブ・アドラー流コーチングをさせていただく・・・もちろん経に関しては逆に教えていただくことばかり。

 

 

じゃ、何をしているのかと問われそうですが。DOではなくBEの部分へのアプローチかもしれません。今からでも成長できるものがあるなら、やる価値がある!がご依頼のきっかけです。毎回のこの時間がとても楽しみです。

 

 

昨日の話題の中で、事業継承に悩む中小企業経営者の話題がありました。この会社をどうしていきたいのか、と同時にそれを叶えるためには、財務状態が健全でなければ、いくら高い志を持っていようと何もできない。まさに心の健康とお金の健康あってこその、会社経営であり、未来へ向けて成長していけるのですね。ちょうど、中小企業の社長さんから事業継承にまつわるお話を聞いたばかりだったので唸るばかり。

 

 

教育会社営業時代も、社員にどうあって欲しいか、どう成長して欲しいかヒアリングはもちろんしていましたし、会社の理念、ビジョン、行動規範なども確認していました。ただ、その会社の理念、ビジョンや行動規範に基づいた行動を社員がしているか・・・と見れば首をひねる会社が多いような気がしていました。

 

 

まるで絵に描いた餅。朝礼などで唱和していても、いざ研修をして聞いてみると「何のために仕事をしているのかわからない」「会社や上司が言うから・・・」やらされ感満載の不平不満を聴くことが多くありました。そこでここ数年、理念浸透ソリューションと言う形での取り組みのお手伝いを中心に進めています。

 

 

トップにまず、会社のあるべき姿、目指す方向など、見直しをかけていただいた上で、理念やビジョンを語っていただく。その実現が末端までの仕事であり、そこに社員の幸せ、会社の幸せ、お客様の幸せがあり社会に貢献し役立つ・・・それをトップからそこで働くみんなが同じ価値観を持ち仕事に取り組むことができれば、働く意味・価値も、もっと高まると信じています。

 

 

ここ1、2年前まで、余りに目標達成型に傾いていた経営で、働く人たちが疲弊してきてうつ病が多発してきたという現状があります。その中で、働き方改革が叫ばれ、週休二日制の導入などで困惑する企業が多いようです。雇用する側も、される側も、双方が働くと言うことを考え直す時期がやっときたなと思います。

 

 

win-winの関係で今こそ、個と企業の共生で未来への展望が拓けてくる時代がやってきましたね。

 

とりとめの無い話になってしまいましたが・・・。今日もブログに来ていただきありがとうございます。