今日は、凛cafe de アドラー心理学、そして夜の部はリハビリデイサロン満天で介護に関わる人のためのアドラー心理学セミナー二本立て。

凛cafe de アドラー心理学 ELM勇気づけ勉強会 第11期 No.2
参加が難しいかも・・の方も、お試し参加の方も含め11名でスタート。第2章のテーマは『聴き上手になる』

 

 

前回第1章『様々な見方・考え方の存在を意識する』の振り返りから。「早速、意識して家族と話してみたら、子どもも夫もみんな違うんだ〜!と改めて感じた」など、嬉しいシェアがありました。大事なことは、まず意識して過ごすこと、練習すること・・・からです。

 

 

第2章のテーマは『聴き上手になる』
きいているつもりで、ながら聞き・・・。ききながら次自分が話すことを考えている・・・。自分の関心ごとだけきいている・・・。結構あります。改めて体感してみて気づくことが多いですねすると、「私は言いたいことが言えないで、溜め込んでしまう」という方もいました。

 

コミュニケーションのためには、話すことと聴くことどちらも同じぐらい大事です。話し方教室や傾聴トレーニングがありますが、傾聴とアサーション(伝えるべきことをきちんと伝える)は常にセットです。ということで、次回は『言い方を工夫しよう』です。美味しい自家製焙煎珈琲をいただきながら、じっくり学びました。

 

夕方からは、リハビリデイサロン満天で介護に関わる人のためのアドラー心理学セミナー ELM勇気づけ勉強会 第10期 リハビリデイサロン満天 の第1クールグループです。第1クールグループは、第7章の折り返しまで来ました。福祉関係ではない仕事帰りのメンバーさんもいます。3ヶ月ぶり参加のメンバーさんから「一段と明るくいい雰囲気ですね」と。嬉しいですね。

第7章のテーマは、『目的を意識する』私たちの行動には、全てその人なりのポジティブな目的があります。しかし、どうも行動の結果が望まれない時は、「なんでこんなことするの?」とネガティブな原因探しに走ります。あえて、行動の裏側にあるその人なりのポジティブな目的に焦点を当ててみる・・すると、受け止め方も少し違ってきます。

 

 

リハビリデイサロン満天さんに来ると、いつも楽しそうなメニューが気になります。また、起立◯級や◯段などと貼り出してあります。通い始めた頃は、立つのさえ自分ではままならなかった方が立てるようになるそうです。

 

 

もっと驚くのは、色々な所で見れませんとお断りされた方が、とても穏やかに通って来られているとのこと。職員さんの対応が、なんとアドラー的発想だと感じました。どう接しているかお聞きしました。すると、事前情報はもちろん入ってきます。それは一応、頭には入れておくけれど、『今のその人をみる』こと、満天にきているそのままのその方をみるんだそうです。

 

 

リハビリデイサロンですから、過ごしていただくための様々な用意はあります。動いてもらうために、指示的にこれしましょ、あれしましょ!・・・は言わないそうです。放置するのでもなく、強制するのでもなく、ただ、その人のペースで動こうとされるのを見守っている。利用者さんと、サービスを提供する私たちもお互いに人として対等でフラットな関係でいることを心がけています。事前情報がまるでウソのように、穏やかに楽しんで楽しみに通って下さるそうです。

 

 

アドラー心理学では、上司と部活、親と子ども、先生と生徒・・・立場の違いはあるけれど、人として対等であると考えます。相手も自分も違いを信頼しあった中で、互いに貢献しあい向かい合っていきます。

 

 

「うちは、まるで最後の砦のようですが・・・それでもいいと思うんです。通所し始めて、もちろんいろんな事はあるけれど。アドラーリハビリデイサロン満天にしようかしら」と代表の村上さん。村上さんも職員さんの能力を信頼し、利用者・職員・事業所のためにできる事を考え、日々奮闘されています。選ばれるリハビリデイサロン満天・・・素敵だと感じます。こんな組織や会社が増えてくると、仕事で心を病む人は減ってくるのではと思います。

 

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。