株式会社 日本パーカーライジング広島工場 新入社員研修二日目です。恒例袋町公園でのラジオ体操からスタート。たかが3分、されど3分をどれだけ真剣にできるか。
朝、自分を整える大事さも学びます。例年なら遅刻者が出てくるのですが、今回は全員早起き。ただし、部屋の片付けまではできていなかったメンバーもいて、自主的に片付けに戻り、改めて出発となりました。
朝のスタートは、仕事の準備と心の準備の大事な時間です。服装の乱れは事故につながります。袋町公園の桜は満開! 少し寒さもありましたが、元気に体操ができました。
会社に戻り、朝礼に参加。その後で、グループ別プレゼンからスタート。
中山社長から、入社式から比べても緊張も和らぎいい表情になっていると褒めていただきました。一人ひとりの成長を楽しみにされていることが伝わってきます。
こうして社内研修ができるのは、人を育てて共に成長していきたいという企業の人材育成への思いと、この瞬間も仕事をしている諸先輩がたの頑張りがあるからこそ・・・今の彼らにとっては研修が仕事です。
社員皆んなが目指すのは、企業理念の実現です。その実現のために仕事があります。目指すところが頭の中に入っていないと、行動へとはつながらないので、企業理念・経営方針、そして仕事の基本となる5Sも全て暗記・・・全員が無事合格しました。
仕事の基本となる行動を織り交ぜながら一緒に学んでいきました。最後の最後で一名だけ残った時も、どうすれば合格できるか、応援できるか皆んな真剣に考えていました。その一名が合格した時は歓喜に湧きました。仕事は一人では成り立ちません。一人ひとりがどう貢献していくか、協力して成果につなげるか・・・様子見だったり、誰かがやるからではなく、自分が自発的に行動することが大切であることも体験できたようです。
研修の最後に、人生の目標、半年後の自分、その達成のためにやること、そして二日間の気づきをスピーチにして発表。
午後から中山社長は急遽出張に出られて残念でしたが、多くの先輩社員さんたちが発表を聞きにきてくださいました。中には昨年度、同じように研修に挑んでいた先輩も、それを思い出しながらコメントをくれました。その上司からは、「たくさんの失敗をして成長してください」と温かい言葉をいただきました。
二日間の研修で学んだことは、職場に配属されて実際に仕事を始めてから初めて意味がわかるのかもしれません。それでも大切なのは、緊張の中でたくさんのチャレンジをしたこと、同期の皆んなで考え力を合わせて行動したこと・・・この時間を共にした同期のつながりも、これからの仕事を支えていく力になってくれるはず。半年後の再会を約束して、無事二日間の研修が終了しました。
世の中の流れの中に、仕事が合わないと思えばすぐに転職はあり・・・という流れが見受けられます。確かに一理あるかもしれません。ただ、数ヶ月や一年でその仕事が本当にわかるかどうかも疑問です。
苦労して採用した新入社員をどう育てていくか、そして自分で選んだ会社で自分がどう育っていくか・・・双方が、全力で向かい合ってこそ、いい方向へと向かっていくのではと考えます。だからこそ、人を育てるのは大変で、そして楽しみなことです。
二日間、ありがとうございます。これまでとはまた少し違う傾向も見えてきて、その若者たちとどう向かい合っていくか多くの気づきもいただいた時間でした。報恩感謝。
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