出来事をどう解釈して生きてきたか・・・

2019.04.21

日本アドラー心理学協会 使いこなすアドラー心理学 マスタープラクテショナーコーススタートしました。

 

 

主に、早期回想、ライフスタイル診断について深く学んでいきます。自分自身、そしてメンバーの早期回想を元に読み取っていきます。二日間があっという間に過ぎました。今回、少人数だからこそ、自分たちの早期回想の解釈にも、より濃く深く読み取っていく時間でした。

 

 

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早期回想」とは・10歳ころまでのできごと・ある日、ある所での特定のできごと・始めと終わりのあるストーリーであること・ありありと視覚的に思い出せること・感情をともなっていることという条件のある、思い出や記憶です。
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「早期回想」は、ライフスタイル分析で使いカウンセリングの場面でとても有効です。最近、実践で早期回想はしていなかったこともあり、やはり積み重ねていくことの大切さを感じました。学びながら思わず頭の中で「ひとり早期回想」・・・思わず苦笑いです。今回は3回(昨日一回デモンストレーション)の早期回想を相手を変えてワークしました。

 

 

どこを切り取って見ても、全く違う場面なのに、同じようなやり方で、人生における同じ課題でつながっていました。それも小さな頃の出来事ですが・・・一貫性があります。メンバーからの質問を含め、解釈を聴きくことで、出てきづらかった自分の中の解釈が見えてきて面白いし、また、梶野先生の深くて鋭い解釈の読みは圧倒的でした。

 

 

10歳までの思い出や記憶なのに、現在この世界をどう見ているか? まさに、そのまま通じるものがあります。大人になり様々な経験をしているのに、そのまま採用し続けるのか、少し変えてもいいのか・・・自分で決めます。改めて、講座が終わり、私自身のライフスタイル診断を文章化したらご紹介します。

 

 

梶野先生曰く「人はそれぞれライフスタイルがある・・・からの解釈をしていることを忘れてはいけない。」つまり、解釈をする自分の主観であるから、必ずクライアントに確認を取り、またクライアント自身の腑に落ち感があるかどうかが大切であること。また、解釈をするカウンセラー自身が、自分のライフスタイルに自己一致も問われること再認識しました。

 

 

また次回までに、早期回想はできなくても、その人が大切にしている信念や解釈にも意識していきたいと思います。早期回想とライフスタイル診断は、まだまだ深めていかなければいけないアドラー心理学で学びの課題だったので嬉しくてしかたない。二日間の時間が早かったこと、早かったこと。次回が楽しみでワクワクしています。

 

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。