中途半端は何もしないよりまし

2019.05.17

今週月曜朝イチ修大生とモーリーの15日間のレポート添削中。今回は、植松努さんのTEDプレゼン【思いは招く】を観てもらいました。毎期、必ず観てもらうのですが、様々な受け止め方があり面白かったです。

 

 

・・・「どうせ無理」という言葉に、夢や目標を諦めたり、チャレンジすることにためらう学生を多いと感じることが多い・・・何かのヒントとなればと思っています。

 

 

毎期、学生たちが心に残った部分や感じたことを参加ワークシートに記入してくれています。植松さんのお話の中に、「中途半端は何もしないより、何もできないより全然いい」という言葉があります。「今は、中途半端でも何もしないよりはいい。ただ今成長中!といえばいいんです・・・」と。

 

 

ここに反応して書いている学生たちは、「正直、救われた」と書いています。今まだ、夢や目標がないことを「お前はいつも中途半端だ」と言われていたり、目標に向けて行動している人たちと比べて自分にダメ出ししていたり・・・勇気くじきをもらっているようです。

 

 

大人は、自分がして来た苦労をさせたくないとか、できるだけ失敗など人生を足踏みさせたくないとか・・・自分たちの経験値の中で判断できる範囲での行動を求めてしまうのかもしれません。でも、私たち大人の経験値が通用しない時代がきているんですよね。

 

 

彼らの未来への可能性は、大人では想像できないほどの可能性に満ち溢れています。一歩を踏み出す勇気を与えてあげたいものです。

 

 

植松努さんが、誰かがアップした動画にコメントを入れています。

僕がUPした動画ではないので、僕がここに何かを書いていいものか、とても迷い続けていましたが、でも、書きます。 沢山の人に見ていただけて、本当にうれしいです。 この動画を作ってくださった方々にも、本当に感謝です。 沢山の方々のコメントにも、本当に勇気をいただけます。 本当なら、個別に感謝の言葉を書きたいのですが、書けなくて申し訳ないです。

 

僕は、人の可能性が奪われない社会になったらいいと思います。 残念ながら、「どーせ夢なんてあったって食えない」「どーせいじめも戦争もなくならない」とあきらめてしまっている人もいます。 でも、「なくならないから、なくす努力をやめる」では、それこそ、なにも変わらないと思います。

 

僕は「どーせ無理」と言う人を減らしたいとは思いません。 その人達も、その考えに至った理由が必ずあります。 もしかしたら誰かに「どーせ無理」で自信や可能性を奪われた人かもしれません。 だから、「どーせ無理」に、負けない人を増やしたいです。 この動画が、「どーせ無理」に負けそうになっている人の、少しかでも支えになると、うれしいです。

 

大人の私たちに、今できること・・・考えていきたいですね。

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。