上の本気、部下の本気で成長し合う

2019.06.13

難加工技術を得意とする島根県にある三刀屋金属株式会社 理念浸透ソリューションシリーズNo.3
管理職BMグループから。自分ごととして本気になることを考えた前回から一ヶ月。別にサボっていた訳でもなく真面目な方達です。新体制になり、明確になったビジョンに向かっていくためには、管理者自らが、部門ビジョンを持ち、自立したメンバーを育てていかなければいけません。

 

まずは、白石塾長からのお題をいただいてスピーチからスタートしました。
今日は、植松努さんのTedプレゼンテーションを観ていただきました。

 

 

 

そこからの気づきを話し合い、自分たちの仕事に置き換えて考えてみました。今日の重苦しい雰囲気がどこからくるのかは、想像できます。背負っているものも重いのですから。

 

 

学ぶ機会が少なかった組織ですから、まだまだここからです。このクラスが、もっと本音で話し合うことができるようになれば、色んなことがさらに大きく変化していきそうです。

 

 

ただ・・・研修がスタートして、何もしていなかった訳ではないようです。その証拠に、午後からの一番現場に近い主任、主幹、職長クラスのSFグループAのメンバー達から、「上司がこれまでとは変わってきた」「話がしやすくなった」など、確実な変化が出ていることを聞きました。上司も、もがきながら変わろうとしていることを彼らは敏感に感じ取っていました。

 

 

 

SFグループは、現場に近く動きやすいのも確か。今回は、もう一つ『部下力』についても考えていただきました。上司に変化を求めるだけではなく、自分の方からも発信していく。もう一つ上の行動・言動を提案しました。

 

 

 

「やったことのないことは、やれないと思い込んでいるだけ。ものづくりの基本は諦めずに続けること。諦めたりやめたりせずに考えるんだ。考えるのを決してやめちゃいけないよ」
どうせムリと言っている人は、やったことのない人たち・・「どうせ無理」ではなく「だったらこうしたらできる」と頭を切り替えて考え続けることで道は拓ける・・・植松さんのお話が、何か一つでも心に響き、いいエネルギーにしていただけたらと思います。

 

 

長年の慣れ親しんだやり方や考え方を変える・・・ということは、誰でも抵抗はあるものです。ただ、それがうまくいかないと知っているなら、やはり変えていかなければいけません。
変えようと決めているのに、これまでと同じ考え方、同じやり方をしている限り、何一つ変えることはできません。視点を変え、新しいやり方にチャレンジし続けることから道はひらけてきます。向かっていきたいゴールは明確なんですから。

 

 

理念浸透の為には、上の本気、下の本気・・・双方の送受信で刺激し合い、思いを共有しながら成長しあってこそ、深まっていきます。

 

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。