リアライヴ高陽の中にある凛カフェdeアドラー心理学 第11期「ELM勇気づけ勉強会」
今日のテーマは「自分の中にあるスタイルを明確にする」
まずは、前回の振り返りからスタート。前回は「感情と上手に付き合う」・・・少し意識できた方、子どもに対してや仕事では使えているけれど、親とや夫婦間では難しかった・・・など出ていました。人生で向き合うタスクは「愛のタスク」「交友のタスク」「仕事のタスク」の『愛のタスク』ですから、一番距離感が近い家族や夫婦間では「これくらいわかってくれてるよね・・・」なんて思っているため、逆に難しいかもしれません。
中には、感情を伝えることをせず、いつも我慢して呑み込んでいた人が、「まず伝えてみた」・・・いいですね! 「感情を出してみたら、相手も驚いていた!」・・・そりゃびっくりでしょうね。その時は、微妙な空気が流れたけれど、次の日の対応に違いが出てきたそうです。その場では、ストレートに感情を返しているので、うまくはいかなかったかもしれませんが、最初の一歩が踏み出せてます。
これまで相手にちょっとイラっとしても、自分が我慢すればそれでいい・・・とか、丸く収まるから・・と、
伝えることをしていなかった人にとって、自分が感じていることを伝えることはかなり高いハードルです。このままではいけないと、勇気をだして伝えてみた・・・それだけで大きな成長です。自分の気持ちに気づき、表現してみる。表現してみたけれど、うまく伝わらない・・・。だったらまた日を変えて、お互いが落ち着いている時、あの時こんな気持ちだったんだよ。と伝えてみてもいいかもしれません。
こんな感じで少しずつ練習していけばいいのです。そして、その都度、「勇気を出してチャレンジできたね!」と自分にOKを出していく! すると、少しずつアサーティブになっていきます。焦る必要もないし、やってみてうまくいかないからダメなんじゃない。学んだから、直ぐできるようになるマジックなんて無いのです。学び続けている私でも、うまくいく時もあれば、グダグダに撃沈する時だってあります。完全・完璧などこの世の中には何一つありませんから。不完全であることを受け入れる勇気も必要ですね。
皆さんのシェアを聞いているだけで、すごいなあ・・・と感じました。学んだことを、すぐに実践してみています。やった結果ではないんです。いいなと思ったらやってみる。やってみるから、うまくいったり、いかなかったりを経験し、少しずつ上手になっていきますから。
前回の感情と上手に付き合う・・・感情の扱いはなかなか厄介ですね。気づかないうちに、感情を我慢したり、ぶつけたり・・・これって、小さな頃に身につけて習慣化してきた「ライフスタイル」と言います。 小さな頃、そこで安心して安全に生きていくために、自分で決めた価値観やルールです。がんばっている時のいいエネルギーにも、うまくいかない時のエネルギーにも影響しています。今回は、そのライフスタイルを明確にしていきました。
久しぶりに学びにきたメンバーさんが、「皆さんすごいです。一生懸命学んだことを使ってみていらっしゃる。今日はやりながら、ああこんなことも教えてもらってましたね・・と思い出しました」と話してくれました。学びを意識して使い、やり続けていないと、直ぐに忘れてしまうものなんです。その言葉に、皆さんも勇気付けられていました。ありがとうございます。
夕方からは、リハビリ・デイサロン満天で学ぶ 介護に関わる人のためのアドラー心理学「ELM勇気づけ勉強会」Vo1グループ。今日のテーマは、第10章『当たり前の価値を再認識する』
直ぐできる「ヨイ出し」をメンバー全員で体験。今あることに感謝することが、「ヨイ出し」につながります。
「良いところに気づいても、いつの間にかその人の「当たり前」としてみてしまっている」メンバーのシェアです。なるほどね〜と皆さん唸っていました。当たり前の中にある「良いところ」を認めて表現できる私たちでいたいですね。
回を重ねるごとに深まっていくのを感じます。それぞれが、自分のペースで確実に成長しています。同時に、そこでシェアしてくださる気づきに、また私も学びが深まっていくのを感じます。ありがとうございます。
今日もブログに来ていただき、ありがとうございます。