難加工技術でお客様のニーズにお応えする三刀屋金属株式会社
理念浸透ソリューション研修No.4
親会社である(株)キーレックスから赴任され約2年間、白石社長が三刀屋金属の目指す姿を明確にしながら、自分発で前向きに行動する組織変革に取り組まれて、7月より角保社長へとバトンが渡されました。
角保社長ご自身のことを語る時間がこれまでなかったということで、お話いただきました。ご自身の年表を使ってここまでの人生を語られました。ラガーマンだった角保社長は、ラグビーワールドカップの話をこれから実現していきたい夢について話をされました。
4年に一度行われるW杯で2015年、それまでRWCで勝ち星のなかった日本が世界ランキング3位の南アフリカを破った快挙は今でも覚えています。あの五郎丸選手のポーズもブームになりましたね。
2011年、日本を強くするために迎えられたのは有名な選手だったそうです。彼は、体も大きな外国人の様なチーム作りをすることを目指したそうです。ちなみにミーティングも英語だったとか。それでは日本は勝てなかった。
次に来たエディ・ジョーンズHCは、日本人の良いところは、忍耐強い、規律正しい、勤勉であることをあげて日本らしい、ジャパンウェイ・・・日本のチーム作りをしようと語ったそうです。それがあの伝説とも言われるあの快挙を招いた一番の要因であったそうです。
新・旧両社長は、キーレックスからの赴任です。だからと言って、キーレックスの為に変わろうと話をされているのではないのです。キーレックスの子会社としてではなく、三刀屋金属らしさを持ち、生き残り社員とその家族と共に幸せになる・・・そのためのビジョン共有であるというメッセージだったと受け取りました。
白石社長と始めお話した時、はっきりと言われていました。自分がずっとここに入れるわけではない。だから三刀屋のプロパーの人たちが、自分たちで運営していける組織作りをしたい。なかなかうまく思いは伝わらないけれど、この会社でやることが楽しくてしかたないと。キーレックスに戻られて少しの間、ポッカリ心のどこかに穴が空いた感覚だったとも言われていましたが。
そんな熱い想いのバトンタッチ・・・社員の皆さんが、どこまでその熱い想いを受け取れたか・・理念浸透には時間がかかります。だからこそ、語り続けていかれなければならないし、一緒に考える時間、そして、それを受け取った管理職はまた下へと語り下ろしていかなければいけません。
午前中のMB管理者グループ
午後からのSF主任・職長クラスAクラス。
言われたことを真面目にやることに長年慣れていた集団から、話し合い、考える集団に。後半戦に入り、少しずつ手応えがで始めています。人は変わることには、不安や恐れがあり、臆病になったりもします。長年、指示命令だけで意見を求められることも、言うこともなかったという風土に慣れ親しんでいると、「変えていいんだよ」と言われても素直に取れなかったり、変えたくてもどうしたらいいかわからないということもあります。
目指せ!!三刀屋WAY・・・大きな変革の時に関われることを幸せに思います。
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