学問とは、問い続けること

2019.07.15

月曜朝イチは、休日でもがんばる 修大生とモーリーの15日間。No.14

 

 

この講義・・・何か事が起きてくれ!と言うのが私の本音です。それは、みんなが学ぶチャンスだと思うからです。これまでも遅刻や欠席などありますが、どうミスをリカバリーするかが大事だと伝えてきました。でも、これは第一段階。

 

 

そしていよいよ事は起きました。就活ですでに2回欠席したメンバー。そして、前回、寝坊で欠席するという事態が起きました。さらに今日は就活の面談、計4回。就活は事前に申告があれば認めます。ただ、さらにそれ以外で寝坊などでお休みするのは、いかがしたものか。そもそも15回の講義で一度でも休むと、積み上げ式での学びは成り立たないこともあります。

 

 

グループで話し合った後、一人ひとりが考えたことを発表してくれました。前半戦では、4回生に対して遠慮したり、個性の強い4回生を前に喋る事ができなかったり。どんな反応を示すか見ていたら、2回生も3回生も自分なりの考えと意見を述べる事ができました。驚くほどの成長ぶりです。

 

 

ミスも失敗も誰でもする可能性があります。その事が、良い悪いの判断ではなく、そこから何を学ぶのか。そして、自分なりの考えを表明する事ができるかが大事だと考えます。
「本当は、人のことで本人次第だから、どうでも良いと考えているけれど・・・」とか、「友だちとして・・・」とか。「基本、4回生は受講登録をしただけで単位は出して欲しい」などと言う意見まで出ましたが。

 

 

もう一つは、グループ活動である話などもしていました。「本人から何も言ってこないからどうしたら良いかわからない」とグループから。その場では、自分たちで考えるよう伝えました。帰り、階段の踊り場で困った顔で欠席者のグループは話し合っていました。そこはまた考えるチャンス。・・・本当に困った時、周りの人にhelpをお願いすることも大事。ただ、本当にギリギリの時には、「助けて欲しい」と声をかけることも難しいかもしれない。その時、「グループメンバーとして何かして欲しい事はない?」と、良い質問をしてあげるとお願いしやすいかも・・・と少しヒントを出して、まず自分たちは救うかどうか考えてるように・・としました。

 

 

「学問」とは、まさに字のごとく「問うて学ぶ」事。
問答すると知恵が出てくr。ー田坂広志ー

 

 

今日のテーマは、「パワフルな質問する」
前回と同じグループで、二人掛かりで、コーチング。先週以上の質の良い質問で、クライアントから答えを引き出す事ができていました。

 

 

次回、今回の当事者は出てくる予定です。お休みへのお詫びとチャンスが欲しいとラインが入っていました。彼が何に気づき、どう行動してくるか楽しみです。学校では教えてくれないことを、考えてきてくれずはず。

 

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。