修道オープンアカデミー 生き方のソムリエと学ぶ新しい時代の親子関係・人間関係を考える【愛と勇気づけの育自】講座No5、6最終講でした。
参加者の皆さんは、30代後半から70才前半の方達まで。
参加理由は様々・・・ご自身が課題の対象とされる相手との関係も、子どもや孫、親、職場や地域と広いものでした。
人生の先輩たちも、自分なりの経験値を元にモノゴトを捉え乗り越えてこれれています。それでもここに参加されるということは、まだまだ何か自分の知らないものを発見しようとする心があるから・・・素敵なことです。
その一人が「親や年上の奥さんを見送って、これから『自分の人生を新しく始めよう』と決断してここに参加してきたんです」とおっしゃっていたのが印象的でした。
私たちは、孤独を感じることはあっても、人生を孤立して生きることはできませんから。嬉しいご参加です。
生きていく上で、起こる問題の98%は人間関係に起因するとアドラーも教えています。目の前の問題は、違うけれど、最終的には、相手がどうのこうのではなく、自分自身が物事をどう捉え、どう向かい合っていくか【自分の育て方】なんだと感じます。
二コマ連続の3回講座。最後は、自分自身の行動の元になる感情について学び、そのコントロールと、上手に怒りを使わず感情を表現することもお伝えしました。
目の前で何か起きても、ただ自分の中に仕舞い込んでしまう人、感情をそのままぶつけてしまう人・・・自分や相手を抑圧するのではなく、自分を抑制する。コントロールするを学びました。相手にただ要望を伝えるだけではなく、まず自分の一次感情を伝える。・・・実は、要望は伝えることができる人でも、ここができないことが多いです。
人の気持ちは、伝えなければ見えないし、ちゃんと聞いてみないとわからないんです。
孫とお祭りに行けなかった。・・・息子も自分の家庭を持っているし、きっと嫁も遠慮したんだろう!? 嫁のことがよくわからないし・・・色々言うけれど、本当は、一緒に生きたかったけれど、行けずに残念だったんです。寂しかったんです。そこは伝えず、「今度一緒に行けると嬉しいね」なんて笑顔でいっても、なかなか本当の気持ちは伝わっていないものです。
お一人、おひとりの課題にもアプローチしながら、最後は笑顔で終えることができました。今回は、夏休み中の小さな可愛いお嬢さんも一緒。大人のやり取りを笑顔でみていましたが、きっと彼女も彼女なりに目の前で学ぶお母さんから、何かを感じ取ってくれていたはずです。
スタート前は、ゴール設定に悩みましたが、最終的には自分を育てる【育自】で間違っていなかったんだと確信しました。積極的に参加いただきありがとうございます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。