リアライヴ高陽にあるRinカフェで学ぶアドラー心理学
第11期 ELM勇気づけ勉強会 第7章 【目的を意識する】
朝から夏らしくない激しい雨で下が、Rinカフェさんに到着したお昼には青空も覗き始めました。
今日は所用でお休みだったメンバーさんたちもありましたが、新しいメンバーさんも参加いただきました。仕事で揺れ動いていた頃、アドラー心理学の本を手にしたそうです。ただ難しくて、使えるようになりたいと思っていたところ、SNSで開催を知り申し込みいただいたそうです。
私も本で学ぶより、ライブで実際に体験しながら学んでいくのが好きです。 なるほどなあ・・・とは思うんだけど、実際の行動に至るのが難しい。ナビゲートをもらいながら、学びの仲間の実体験や自分自身に当てはめて落とし込んでいけるのが最大の魅力です。
スタートの振り返りは、それぞれの実践や失敗、うまくいったことや気づきを発表してもらいます。そのシェアからまた気づきをいただけることで、より学びが深まって生きます。
今日のテーマでは、行動の裏にあるポジティブな目的を考えることにより、自分自身の罪悪感や、相手に対する味方が変わっていきます。とは言え、最初はポジティブな目的を探すことは、なかなか難しかったようです。
不適切な行動を目の前にすると、どうしてもその原因から考えてしまう私たちです。不適切な行動やその結果起こったことにばかり目がいき、そこに本人なりの「わけ」があるなどとは考える習慣がないからです。
アドラー心理学の大きな特徴でもある【目的論】で考えてみることが提案されています。モノや機械に問題が起こった時は、原因を探っていくことは有効ですが、人間の行動を原因論で考えると、未来へ向けての改善は望めません。
人間の行動は、そこに至るまでの感情の動きやその人なりの価値観があります。そこを見ずしては語れませんから。行動は間違っていても、その行動の奥にあるキラキラとした目的は責めることはできませんね。
今日は理論シートとワークシート2枚だけでしたが、とても深くて濃いキーの部分でした。終了時のシェアの中で、ゆうこちゃんから【風の谷のナウシカ】を思い出したそうです。腐海の下にある本当の汚染されていない土をイメージして、自分に落とし込むことができたとのこと。なるほどね〜〜。風の谷のナウシカもう一度読み直してみようと思います。
回を重ねるたび、これまでの学びにつながってきて、気づきも深くなってきます。
メンバーの子どもさんとの関係が劇的に変化してきた、という嬉しい報告も、より気づきに深みを増してくれます。嬉しいことです。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。