この週末で強く感じたこと・・・私は、なんと狭い自分の知っている世界の中だけで生きているのか。それがあたかも全てのように思っているけど、知らない世界もすぐ側にあることさえ気づかず、世の中知らないことばかり・・・いつの間にか、現状というぬるま湯の中にプカプカ安住してる。

 

 

ぬるま湯は結構、心地いいような気もするのですが、どこか、居心地の悪さを感じるのは、変われないことを恐怖としてきた自分を知ってるから。ま、生涯目標はアドラーでいう『優越』ですから。

 

 

ただ、大きく変わろうとする必要などひとつもなく、ほんの少し飛び出して見たら、案外近くに色々な知らない世界があり、それを経験することだけでも楽しくなってくることに気がついたんです。もっと頭を柔らかくして、何でも知ろうとする、体験してみる柔らかい心が必要だと感じました。

 

 

先日、奈良から、そして新潟から仕事の関係で広島INしたアドレリアンのお二人と素敵な時間を頂きました。

 

 

先に、奈良からアドラーカウンセラー養成講座で一緒だったあさちゃんと再会。久しぶりだったので、積もる話でいっぱい。最初にご案内は広島原爆記念館です。新しくリニューアルした記念館には、たくさんの海外からのお客様や修学旅行生たちも。

 

 

 

 

 

平和公園には、ウォーキングで来たりしていましたが、記念資料館はリニューアルしてからは初めて。以前の展示は、どうしても悲惨すぎて、観ることが途中で辛くなった思い出があります。

 

 

伝わってくる原爆の悲惨さや重さには変わりないけれど、被爆された方の言葉やその当時のあの日、あの時の絵などもあり・・・そこにあった日常や失われていく人の日常の営みが、観て、読んで・・・知ることができるようになっていました。

 

 

改めて、原爆が投下された広島にいる自分ということを考えさせられました。原爆について情報を得る場がすぐそばにあるのに、大事なことを知る機会を先送りしている自分に気づきました。

 

 

仕事を終えて、プライベートで宿泊先に選んだのは仕事終わりのプライベート宿泊に選んだのは『CRAIN(クレイン鶴)』という女性専用ホステル。パウダールームのみの使用もOKというお手軽スタイル。新しい滞在の方法がどんどん展開されているんですね。県外から来た彼女が探して教えてくれた情報・・・広島在住の私はまるで知らなかった世界でした。

 

 

 

 

そして、夜はアドレリアンとしては大先輩の新潟のひーちゃんと合流。アドラーギルドの野田先生がアドラー心理学を日本で広げる活動を始められた頃からの初期メンバーさん。

 

 

 

 

色んな話をしながら、「いまの話、アドラー的に捉えて分析してみるとね、こんな風に感じたよ〜」なんて、さながら自分たちの事例研究の場のようで楽しかったです。事例研究の学ぶ場などの情報も頂き、「後は、自分が望む場に行けばいいのよ」と自己選択であることも。そういう意味では、与えられるのを待っている自分がどこかまだあることに気づきました。

 

 

自分が初めに出会ったものが、あたかも全てのようについ思ってしまうけれど・・・例えば、花道には色んな流派があるように、同じアドラー心理学でも、学ぶ場が違えば、学びかたも違うものです。それを良し悪しとするのではなく、伝える人の捕まえ方の違いとして学び、アルフレッド・アドラーはどう語っていたのか、また当時の時代背景と現在の違いの中で、アドラー派はどう進化させていっているのかも知ることが必要なんだと思いました。

 

 

帰り際、歩きながら「私たちは、一生、自分を知ろうとするんだよね。ぜ〜んぶ分かった!!って思った時、安心して死ねるのかもね〜」なるほど。

 

 

たった一度きりの人生なんだから、もっと楽しんで生きたいし、もっと新しい自分も発見してみたい。失うことを恐れて守りに入るより、何かしら失えば、また新たなモノが入ってくるスペースが空くんだから・・・と思たら楽しくなってきました。

 

 

今日は、広島市立基町高等学校 PTA役員さんたちと再会しました。
7月15日、PTA主催講演会で「思春期・自立期に役立てるアドラー心理学」をテーマに講演させていただきました。その遅めのミニ反省会。二つの委員会の合同主催だったこともあり、講演会後の反省会もつい最近だったとのことで、フィードバック交換です。

 

 

改めて、講演を依頼してよかったという言葉と、何より「私たちが会いたかったから」というひと言に勇気づけられました。嬉しい言葉・・ありがとうございます。

 

 

「役員をするまでは、講演会などがあっても敬遠しがちだったけれど、無料でこれだけ役立つ学びができるんだから、もったいないと思うようになりました。」とのこと。
分の狭い世界の中で、物事を捉えてしまっていると、子どもに対しても色んなチャンスを摘み取ってしまうことになりかねないですね・・と話しました。

 

 

3日分の長文になりました。最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日もブログに来ていただき、ありがとうございます。