Rinカフェでアドラー心理学 第11期【ELM勇気づけ勉強会】
いよいよ終盤に近づいた第10章のテーマは『あたりまえの価値を再確認する』です。
久しぶりのメンバーさんも参加です。先ずは振り返りから。
参加できない時でも、ふとした時「ああ、これモーリーが教えてくれたよね。アドラー的に考えたら・・・」と自然に考えることができるようになったと嬉しいシェア頂きました。
あたりまえなことなど何一つないはずなのに、一つできるようになっただけで、それは「あたりまえ」として考える私たちがいますね。子どもが生まれる前は、「ただただ元気に生まれてくれればいい!」だったはずなのに、たくさん勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職して・・・は、全て親の願望ですね。
ついダメ出しするあの人も、じっくり考えてみたらいいところは一杯です。そんなことにさえ気づけなくなってしまう。ただただ自分の、そして相手の生きる力を信頼することの難しいことか。
昨日、NHKの「逆転人生」という番組で、少年少女の厚生サポートをしている「元暴走族総長 覚悟の再出発」が紹介されていました。(少しだけ私も観ていたのですが。)その番組を観ていた方が、「自分の子どもでもない子を、何度失敗しようとも信じて信じて信じ抜くと話していたけれど、自分の子どもでもないのにどうしてそこまでできるのか、何が違うんだろう?」と聞かれました。
私には「決意と信念」の違いのように思います。これを自分のミッション使命として生きるんだ!という決意と信念がそれを支えているように思います。
ちなみに、この番組で、アドラー心理学が紹介されていたようですが・・・ここは私は観ていないので再放送見ます。アドラー心理学では、失敗をする人を「学ぶチャンスがなかった」と考えます。
チャンスがなかったのなら、教えればいいんです。この考えで、大学の講義でも遅刻したり、宿題を忘れたり・・・あり得ない!と考えていた私でさえも、叱ったり口頭で伝えるのではなく、気づきのチャンスを作り、相手を信じて少しずつ待てるようになりました。(もちろん、時には音がしそうな程プチンとキレそうになることもありますが、それでもスイッチを入れ替えます)
ということで、今日の最後のワークは、あたりまえなことの中にある良いところを認めて、表現する習慣を身に付けることから。学び合う仲間に良い出しです。
仲間からいただいた良い出しのメッセージに勇気づけられるみなさん。幸福感がジワジワと溢れ出てくるようだそうです。笑顔の花が咲きます!! 素直に受け取ることから。受け取って見るからこそ、どんなことが嬉しくて勇気が持てるようになるのかわかります。
何の根拠もなく、ただただ自分を、そして相手を信頼することの難しいことか。それができるようになる為には、まずその困難を乗り越えようとしている自分を勇気づける!ことから。自分自身を信じることから・・。
いよいよ2テーマで終了です。
来月には、Rinカフェさんで初心者のための「初めてアドラー」をやります。そして、Rinカフェさんでの 第18期「 ELM勇気づけ勉強会」は2月スタートします。
みなさんの笑顔を見るだけで・・・続けてきて良かった!!と勇気付けられた1日です。ありがとうございます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。