雨のち晴れ☂️🌞モーリーと学ぶアドラー心理学【心のデトックスと勇気づけ】セミナー No.2 テーマは『早期回想とライフスタイル①』
スタートは、全員の顔を見合わせながら、自己紹介から。
アドラー心理学をもっと知りたい! アドラー心理学を使えるようになりたい! 日々の生活で何故かうまくいかないことのヒントを持ち帰りたい!
それぞれのみなさんが目的を持ち参加してくださっています。
何かうまくいかないことがあるとつい「性格だから・・・」といい、目の前の課題から逃げてしまったりしていませんか。そういう私も昔は「性格だから仕方ないでしょ!」と強気の態度でしたが・・・。
アドラー心理学では、一般的には「性格」とか「パーソナリティ」などと言われているものと区別する為に、その人特有の生き方のスタイルのことを「ライフスタイル」と表現します。
「ELM勇気づけ勉強会」では、第5章『自分のスタイルを明確にする』で、スタイル診断をしますが、今回はその診断はしません。小さな頃から幾度となく繰り返している「ああ・・・あの時もあったよな〜」と思うことを、早期回想の方法を使ってお互いに聴いていただきました。
私たちが小さな頃(10歳までぐらい)、「自分には居場所があり、自身には意味があり、そして安全であると感じる為に・・・」選択してきたやり方は、全く違うシーンであるはずなのに、共通する自分特有の世の中をどう見ているか、どのように生きていくべきかなどがあぶり出されてきます。
今回は、自己概念、世界観、自己理想までは出していきませんが、大人になった今、改めて見てみてどう感じるか・・・
子どもの頃は、「世界は私に何を与えてくれるだろう?」「どうやれば私は愛されるんだろう?」・・・と懸命に生きていたんだろう。
大人になった今、できれば、「世界に私は何を与えることができるだろうか?」「どんな方法で、どんな風に私は世界を愛せるだろうか?周りを愛せるだろうか?」そんな風にい考えることができたら、私たちはどんなに幸せに生きることができるだろうか。
そんな視点の切り替えで、小さな私にメンバーと一緒に勇気づけしていきました。小さな頃のことをじっくり考えてみる機会さえ持たなかった〜〜という皆さん。小さな私が愛おしくもあり、愛すべき存在であることを感じていただけたようです。
小さな頃自分で選択し形成されたライフスタイルは、私たちの人生に影響を与えています。そのことに気づき、うまくいかないところは少しだけやり方を換えることもできます。
大切にしてきたライフスタイルは、生きていく中でとても役立ってきたはず。ただ、それも度を越すと、何故かうまくいかなくなります。そんな時、もう「性格だから・・・」なんて簡単に逃げたりせず、ひと息おいて冷静に(自分と周囲にとって建設的な方法を見付け出し)対応したり、時間をかけてでも少しずつ、緩めていけるといいですね。
アドラーはライフスタイルを変えることは可能であると教えてくれています。
『どれぐらい時間がかかるかが問題ではない。
あなたにとって大切ならば”自分自身を変化させる”努力を続けなさい』
みなさん積極的に、共に学べました。ありがとうございます。
今日もブログにきていただきありがとうございます。