Rin カフェでアドラー心理学 第11期【ELM勇気づけ勉強会】 第11章
今日はホント久しぶりの雨・・・師走に入り少し気忙しい中集まっていただきました。スタートは、振り返りと12月ということで今年を一文字で表すと・・皆さんにも考えていただきました。
「冷」「変」「直」「練」「支」「許」「移」「挑」「愛」
・・・それぞれの一年がここにあります。次々と自分ではコントロールできない出来事は起きるけれど、自分の心は自分で決めることができます。その出来事をどう捉えるかは自分次第。
まさに今日のテーマ 「物事を前向きに捉えよう」ですね。
来年度2月スタートの Rinカフェ【ELM勇気づけ勉強会】はこちら。
楽観主義でありたい。私たちは、少し前の過去の出来事に縛られ、少し先の見えない未来を案じて不安に駆られる。私たちは、今この瞬間に生きているはずなのに。自分の機嫌ぐらい自分で直せるようでありたいものですね。
『ポリアンナ症候群』というのがあるそうです。物事の良い面だけをみて負の側面から目をそらすことで、現実逃避的な自己満足に陥る心理的症状のことを言うそうです。「愛少女ポリアンナ物語」というアニメの主人公ポリアンナが非常に前向きな少女であったことに由来しているらしい。
ポジティブシンキングシンドローム的学生たちが多いなと思います。ポジティブ思考は良いものと考えられているけれど、ポジティブ思考にも、二種類あります。
本来のポジティブ思考は、今たとえ厳しい現実の中にあろうとも、それを受け止めた上で、その中に希望や明るさを見出していくことであり、未来志向で行動するためのものです。
一方で、勘違いポジティブ思考とは、ネガティブな局面と向き合うのを避けるために、無理やりポジティブな面だけに注目すること。一見、明るく前向きに見えて、その深層心理では現実逃避して安全圏に逃げ込もうとしている人もいます。結局は根本的な問題は解決しないで放置したままなので、心の葛藤から解放されることはないでしょう。
楽観主義とノー天気とは違うと言うことです。ネガティブな考えが浮かぶことは、決して悪いことなんかではありません。何かしらの自分の身の危機を感じるからこそのもの・・・ただそのままで行動してもいい方向には向かえないので何かしらの切り替えが必要だと言うことです。
「なんでやねん!!」と思うことはしょっ中です。ただ、そのまま行動してうまくいかないことも自分が一番わかっています。アドラー的に考えるなら、そのネガティブな今の自分の感情や考えを受け止めた上で、自分と周囲の人にとってより建設的な行動を選択する。
だから、「なんでやねん!!」・・・「で!?どうする!?」が私の切り替えスイッチです。皆さんはどんな切り替えスイッチをもっているでしょうか。自分自身を勇気づけ、前に向かっていきたいですね。
Rinカフェ【勇気づけ勉強会】も来月で丸々一年間で最終章に入ります。
2020年2月からまた新たなスタートも決まっています。
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いい笑顔で新しい年を向かえたいですね。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。