作業効率が上がらないワケ

2020.01.27

「親(あなた)の行動で子ども(相手)は何を学ぶのか?」と自分に問う。実は、職場内での関係でも同じだと今日改めて考えさせられた日。

 

 

こすると消えるフリクションボールペン・・・と言えば、書いて、消して、また書ける便利グッツ。もちろん証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。とあります。

 

 

にも関わらず、提出書類に使う人がいるらしい。超の本人は悪気はないんだろうけれど、提出書類に使うとは。会社などでは、残しておく必要があるとコピーにかけた上で、返却します。な・・なんとコピーにかけた途端、記入された事項が真っ白になるそうです。

 

 

困り果てて、ネットで調べたら「冷凍庫に入れて冷却すると文字が出てくる」とあったそうです。たった一人ルール(?)のわからない人がフリクションで書いていたがために、冷却作業をして提出が遅れるという事態があるそうです。

 

 

その再現機能にも驚いたけれど、毎回伝えているにも関わらずやる人がいて、その都度その作業をして補修したものを返却するらしい。・・・ちょっと待て??それってどうなんだろうか?

 

 

補修されたモノを返却していたら、その本人はいつ気づくんだろう? 自分のミスにも気づかず、担当者の余分な作業に手も時間も取られたことにさえ気づかずまた同じことを繰り返す。

 

 

「もう・・しょうがないな〜」で自分が背負ったことが、相手の気づきを奪うことになっている。良かれと思ってしていることが、逆に助長することになっている。こんなことが、結構職場の中で放置されているんじゃないだろうか。

 

 

「あなたのその行動で相手は何を学んだでしょうね?」と聞くと苦笑い。
一度、その記入欄が白紙になったものをつけて返却してみるとどうでしょうね? 一人ひとりが自分の責任を持ち作業を進めることで仕事の効率もぐ〜〜んとアップすることがまだまだありそうです。

 

 

こんなこと書くと、「だからペーパーレスでしょ」なんて言葉も返って来そうですが、社会ではそれでは済まないこともありますから。人事・総務の皆さんの負担って思っている以上に大きいのに、忙しさにかまけて適当な返答をしている人たちもいる。大事なのは、違いが自分の仕事をキチンとして前行程・後ろ工程へスムーズに流れる

 

 

打合せで、世の中の便利グッヅとその弊害がさらにムリ・ムダ・ムラを生み出していることに気づかせてくれました。私はフリクションペンは書き味が嫌いで使わないので気づくことがありませんでした。

 

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。