「Think Globally, Act Locally (地球規模で考え、足元から行動せよ)

2020.03.26

久しぶりのブログです。

 

連日の新型コロナウイルス感染拡大のニュースが流れる中で、様々な思いが巡り、迷いや揺らぎを感じることもある日々です。ヒューマンギルド・ニュースレターの中にあった、永藤さんからのメッセージを思い出しました。

 

「Think Globally, Act Locally (地球規模で考え、足元から行動せよ」

 

目の前の人(たち)を思い、どうしたらその人(たち)に貢献できるのか。今、あなたの目の前に誰がいますか? その人に貢献できることはなんですか? そしてその輪を少しずつ広げていった先に、広義の共同体感覚の実践があるのです。共同体感覚を知る皆さんには、ぜひその一石を投じる一人になっていただきたいと思います。未曾有のこの状況、ぜひ共同体感覚を携えて生き抜いていきましょう。

 

 

アドラー心理学の中心思想は【共同体感覚】です。共同体感覚とは、共同体に対する安心感・所属感・共感・信頼感・貢献感を総称した感覚・感情であり、精神的な健康のバロメーターです。

 

 

そして、今ここで発揮すべき共同体感覚の「共同体」というのは、「自分とその周りにいる限定された人達で構成される小さな共同体」ではなく、アドラーのいうところの広義の共同体、「過去、現在、未来も含め、そして人間共同体に限らず生きとし生けるものすべてを含んだ社会という共同体」です。

 

 

ELMやSMILEセミナーでは、まず自分とその周りにいる家族や友人、職場関係などの小さな共同体の中で、より良い関係を作れるように学びを深めていきますが、今こそ、人が生きていく地球レベルでの大きな課題を与えられているんだと考える・・・この広い共同体に対して、共同体感覚を携えて生きていることを考えよと神様が課題を与えてくれていると捉えてみたいと考えます。

 

 

不安に思うことも多いはず。でも大丈夫。【「不安」は人間らしい感情である】とアドラーは教えてくれています。よりよく生きようとする人間だからこそ、不安になります。ここで大事なのは、慌てふためいて行動に移すことではなく「準備」をすること。一人でモヤモヤ考えるのでもなく、家族や友人、先輩や同僚など誰かに相談したり、協力を得る。誰かに相談することで、自分の立ち位置やモヤモヤが明確になり心が整うことにもなります。

 

 

まさに未曾有の状況・・・共同体感覚をいつも旨に、一緒に乗り越えていきましょう。

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。