今日の午前中は、アドラーカウンセラー養成講座同期の仲間とZoomミーティング。懐かしい顔を見ながら、私たちの日常に無くてはならないものとなっているアドラーの教えを活かしながら日々の生活について話しました。
そして、彼女はZoomにも詳しいので、Zoomの一番の持ち味とも言える、分科会のできる機能なども実際にやってみながら教えてもらいました。すごい!!本当に使いこなせたら、いろんな世界が広がってきそうです。感謝です!!
せっかくなので、自粛生活の中で起こる家族の小さなすれ違いについて・・・アドレリアン的に考えて話し合ったことを少しシェアします。
【自粛生活を余儀なくされてお家の中で生活しているといろんなすれ違いが起こるよね・・・】
これって宇宙レベルでの共同体ではなく、最もスモールサイズの近しい共同体での日々・・・
家族だけで生活を続けていくと・・・小さなころから家族の中でやってきた「やり取り」に戻ってしまうのかも。つまり、小さな頃に自分で選択して身につけてきたライフスタイルで自然と家族とのやり取り戻ってしまう。お互いに成長したり、年を重ねていろんな考え方や価値基準があることも学んできたはずなのに・・・(小さな頃の家族独自のやり慣れた日常のやり取りの中にタイムパラドックしてしまう感覚かもしれません。)
ほとんど一日中、お家で生活し、外に出ても他者とできるだけ関わらない生活を続けていると、目の前にいる家族だけでのやり取り、もしくは全く環境を持ち育ってきた夫とのやり取りになってしまう。すると、互いの違うライフスタイルが目につきやすく、その違いが鼻についたり、時にはぶつかり合いで居心地が悪くなったり、喧嘩になったりもあるかもしれません。最近よく家庭内での喧嘩や揉め事が増えたという話が取り上げられていますね。
*アドラー心理学でいう【ライフスタイル】とは、子ども時代にあなた自身が選んだ、その人特有の考え方や感じ方など、それらを基になって生じる判断や行動をまとめたものを言います。
この事態は否応無しにしばらく受け入れるしかない。ならば自分たちにできることとは何なんだろう!?
適度に他者とのやり取りの機会を儲けること。
互いのユニークなライフスタイルの違いを発見したり、否定するのではなく、お互いが心地よく暮らすための関係づくりのチャンスだと考えてみる。・・・なんてことを一緒に話し合っていました。
そのあとで、ふと思った!!
言うのは簡単だけど・・・実際自粛生活が長引いてくればそれも難しくなるときだってある!
ならば、こんな時だからこそ、とことんやりあってみる!!
ただし、ルールを決める。
1.終了時間を決める。
2.普段我慢していることも言い合ってみよう!
3.一方が話しているときは口を挟まない
4.いい終わりに「・・・って自分は感じてるんだよね」と喧嘩腰にならないいい終わりにする
・・・なんていかがでしょうか。互いに見えない我慢を強いられて生活しています。思いやりがなくなるんじゃなく、保てなくなるときだってあります。互いの不安や心配が、イラっとになりぶつけ合いになっているだけです。アドレリアンの皆さんなら感情の目的に気づき、ギアチェンジしてみましょう。
アドラーの教えが、人生においてなくてはならないものとなっていると笑顔で伝えてくれた彼女から、また一つ勇気をいただきました。ありがとう!!
今日もブログに来ていただきありがとうございます!