新しい関係を創るヒントはアドラー式「家族会議」「クラス会議」「職場会議」

2020.06.03

自粛解除はされたけど、なんとなく不安を感じる・・・仕事に復帰はしたものの、何かザワザワとした感じで落ち着かないんですという声が聞こえてきます。未曾有の体験をしてきたのに、これまでの日常にすんなりと戻れるわけではありません。というよりは、先日のブログで書いたアフターコロナ・・ニューノーマルで生きる」 を考えてみる必要もあるのかも。

 

 

今、現実に様々な家族間の問題が多発しています。長く一緒に自粛生活を続けてきて「もう我慢出来ない!」とコロナ離婚、見えない不安や苛立ちから加速したDV、子どもたちの家庭内暴力、虐待など。家族崩壊の危機にさらされています。当然、職場でもリモートワークで仕事の見直し、働き方を本気で考えなきゃいけなくなってきています。

 

 

ならば、まずやらなきゃいけないのは、【職場会議】【家族会議】【クラス会議】です。それも今までのような上下関係の中での、声の大きい人の意見が通る・・・会議ではありません。ヨコ(対等)の関係での会議が必要です。

 

 

それがうまくいっているケースがあります。実はクラス会議です。小学校のクラス会議。翻訳書もでていて森坂先生の本でも紹介されています。

 

 

 

実は、このクラス会議のベースになっているのはアドラー心理学の基本概念です。
小学生たちができるようになるんです! なんで大人の世界でできないのか!! もちろん、一足飛びになんてできるものではなく、「ザ・昭和」の縦の関係図を根底から見直していかなければいけませんが。

 

 

アドラー・ミーティング【家族会議】にヒントがあります。その【家族会議】の導入の仕方や基本的考え方を学ぶのがアドラー式【家族会議】ファシリテート講座です。  今回ご要望も多くあり、Smileリーダーさんだけの枠を外し参加可能といたします。

 

[ 家族会議】Smileリーダー限定6月ご案内 ・・・詳細はこちらから御覧ください。
Smileリーダー限定の枠は外します。
満席の場合はご容赦ください。次回開催をお待ち下さい。(次回開催より参加費6,600円となります。)

 

 

新しいことを取り入れるには、まずは、民主的な家族会議を開いていける関係づくりも必要になります。そこがなくして話し合いにはなりませんね。変えていくことに、変わることに・・・ほんの少し勇気が必要です。そして、継続していくことで、より良い関係が築けるようになります。

 

 

そうだね、でもね・・・というあなたに。
揺れる心を勇気づける言葉としてヒューマン・ギルド 勇気づけの伝道師 岩井先生のブログで紹介されていた
「良い人生のための金言」をご紹介します。

 

ー『どうすれば幸福になれるか 上』(W.B.ウルフ著)第3章の最後のまとめからー

 

「良い人生のための金言」

1.あなたが劣等感を持っているとしたら、あなたには良い仲間がいるのだ。自らの力量不足を感じている人はあなた一人ではない。誰でも感じている。

 

2.あなたの劣等感の源が何であれ、人間の歴史を丹念に振り返ってみれば、劣等感を招くはずのものを逆に名声や幸福を手に入れる基盤とした人がいることに気づくだろう。

 

3.自らの劣等感を恐れず検証し、それについて積極的に何らかの手を打つことに怠慢すぎなければ、ずっと劣等感を持ち続けるのは困難だ。

 

4.劣等感をそのままずっと抱えているとすれば、戦わずして負けているようなものだ。目を開いて、腕まくりせよ。戦線に出向くのに決して遅すぎることはない。

 

5.あなたの恐れているようなことは99%起こらない。くよくよ思い悩んだことが功を奏して、橋を作ったり、本を書いたり、戦いに勝った人は誰一人いない。残りの1%は計り知れない技の成せる業である。予測できないことを思い煩うのは無益である。

 

6. ありとあらゆる百科全書で紐解く絶望よりも、ほんの少々の1オンスほどの建設的な楽観主義のほうが価値を有する。深い悲しみに沈み、良心の呵責や自責の念に駆られ、罪を告白し、絶望的な劣等感に嘆き悲しむのは、すべての臆病者の殊勝げな言い訳に過ぎない。

 

7.幸福に到達できるか《のように》行動せよ。勇敢に戦えば、良い人生は手の届くところにある。スポーツの勝負のようにチャンスを掴もう。勝負をあきらめない限り、打ち負かされることはない。

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。