「アドラーと仲間たちの会」主催の水野美津子さんの勉強会に参加しました。
彼女みこちゃんは、アドラー心理学専門の「アドラー・グラジュエイト・スクール」(米国・ミネソタ)修士課程を卒業したアドレリアン。そして、私の大好きマリナー・ブルフシュタインに師事(米国・シカゴのアドラー・ユニバーシティ教授、国際)し、メンターとしている人。出会いも、福岡で開催されたマリーナ博士のワークショップでした。

 

 

「共同体感覚」三部作の最終章、フォローアップ・イベント!
三部作の第一部は アート・ラボ「メタファーとしての共同体感覚」
第二部は 座談会「オンライン・コミュニケーションと共同体感覚」
第三部が今回の 「共同体感覚」フォローアップ・イベント)

 

 

私はこの第3部にしか参加できていませんが、第一部、第2部の資料をもらって自習して参加です。

【共同体感覚】は、アドラー心理学の思想の核となるものだと認識しています。
中ちゃん先生の言葉を引用させていただくと、「色んな人達がいて、色々な見方、考え方、生活習慣、理念、理想を持った人たちが、協力しあいながら、平和な世界をつくりたいという思想(理想)を持った、人の心についての理論です。」
この『思想』を共同体感覚といい、理論を『基本前提・ライフスタイル論』、それを可能にするための方法を勇気づけといいます。

 

 

その『共同体感覚』を自分の体験や経験を通して、自分の言葉で表現してみよう・・確かに、ヒューマンギルドの岩井先生、日本アドラー心理学協会の梶野先生、アドラーギルド系の中島先生・・・諸々の諸先生がたから、こういうことなんだよ〜〜と聞いて、それをお伝えしてはきたけれど、自分の体験を通して体感しイメージしていることを言葉として表現したことは、少ないように思います。

 

 

 

 

命名された【手コネぼた餅の会】・・・
みこちゃん曰く、棚からぼた餅なんてないんだよ!! 一緒に考えコネコネしながら、感じ取っていく・・・そんな感じでした。またそれが心地よい〜〜いい感じ。だって自分にフィットするモノが湧き出してくる感じでしたから。

 

 

事前に描いた共同体感覚の絵は、こんな感じです。

 

 

前の日の夜描いた絵の命名は『たんぽぽのわた毛』

 

私にとっての【共同体感覚】について思うキーワードは「つながり感」「ぬくもり」
「共生・響生」
共同体感覚が保てないときは、「孤立」「分裂」「暗黒」の世界となる。

 

 

皆んなでディスカッションを重ねていくうちに、はたと気づく。底に出てくるキーワードも全て自分のライフスタイルを使いながら折々に感じていた自分の中からでてきたもの。そして、【共生・響生】は、キャリアカウンセラーとして起業当時、私がずっと大切にして言い続けてきた言葉。

 

 

ただ、「響生」という言葉は、いつの間にかどこかに置き忘れてきてたもので、それが、居心地の悪い空間にいるとき、逃げ出してしまいそうになる私だったり、何かで覆いかぶせて感じないようにしてきていたものだったと気づいてしまった。

 

 

『たんぽぽのわた毛』・・・一つひとつが集まって大きな球体になっている。誰かが手を離してしまうといとも簡単に崩れてしまうし、風に煽られると吹き飛んで舞っていく。でも、その一つひとつが命をつなぐ力を持っていて、また新しい芽吹きを生み出していく。【生きる力と信じる力】が自然の中でつながっている・・・そんな物語がいつの間にか浮かんできました。

 

 

これが、今回のわたしの持ち帰りです。
アドラーは、小さな共同体から、マンカインド(人類)レベルで一緒に考えいこうと言ってるんだよ・・・と話してくれたみこちゃん。その仲間が増えていくと世の中はもっと幸せで溢れると感じました。このワークショップの中でそんな共同体であったことを感じました。

 

 

 

 

とてもいい時間を過ごせたことに感謝です。そして、自分の体験を通して自分の言葉で伝えることも忘れないでいようと思いました。ありがとうございます。

 

 

夜は、アドラー流エグゼクティブ・コーチング。2回目。

 

 

より良く生きるため、組織で貢献したい思いでいっぱいのT氏との時間でした。課題だと感じていることは、もしかしたら、その共同体感覚を感じられないところかもしれないですね。その自分もしっかりと気づいているいらっしゃるので、その自分にも今踏み出さない自分にもOKが出せた時、踏み出す勇気の最後の切り札となるのかも・・・なんて感じたのでした。

 

 

今日もブログに来て頂きありがとうございます。