やっと出口がみえかけてきたような気がしたのもつかの間・・・コロナ感染拡大第二波が押し寄せてきているようです。
朝の検温から始まり、今日はセミナーもあるので部屋の消毒も念入りに。見えないウィルスですが、今できることは続けていきましょう。

 

 

モーリーと学ぶアドラー心理学 第19期 【ELM勇気づけ勉強会】
できる限りの感染予防とソーシャルディズタンスを取りながらの開催です。

 

 

 

 

 

今日のテーマは第5章『自分のスタイルを明確にする』です。「自分のことは自分が一番わかっている!」とよく聞く言葉だけど、ほんとうにわかっていたらいろんな局面で自分がより良くなるためのセルフコントロールができるんじゃなかろうかと思うこの頃。ライフスタイルとは思考・感情・行動のスタイルであり、その人特有の生き方のスタイルです。

 

 

 

良い、悪いではなく、それをどう使うかが大事です。上手く使えていないなら改善する、上手く使えているならさらに磨きをかける・・・わけですが、なかなか長年慣れ親しんできたやり方が変えれないんですよね。だからそれを乗り越えていくには勇気がいる!!

 

 

 

「これが私だからしょうがないじゃない!」と開き直っていた頃の私は、なんと生きにくかったことか。自分ではこのままじゃダメだとわかっているのに、違う方法を試しもせず相手のせいにしてみたり、逃げ出したり・・。そりゃしんどいわ。他者や上司から「その性格変えろ!」と言われたことだって何度もありました。

 

 

 

でも、それって自分を全否定することであるような気がして、抗って生きてきましたから。でも、誰も全部変えろ!なんて言ってはいなく、「よくない部分のやり方を変えたほうがいいよ!」って言っている・・・なんて気づくことはなかなかできませんでした。いろんな心理学も学んできたけれど「で?????」と最後のところで???の連続。 アドラーと出会い、シンプルにすんなりと腑に落ちたってわけです。

 

 

 

とは言え、それができるときも、できない時だってあります。ああ〜〜またやっちゃった!という時は、大概自分のことしか考えていない。自分の関心ごとにだけに目がいっていて、相手とどうありたいかなんて意識がなく自分勝手な振る舞いをしている自分です。そこに気づけて初めて・・・じゃあどうするかで切り替えをしていきます。

 

 

 

自分はまだまだ未熟であることを知り、その自分もぜ〜〜んぶひっくるめて愛おしい自分・・・不完全である自分もまた愛おしい存在です。だからまた前にむかって立ち上がっていくことができます。人生の中で自分を好きになるって、私の中では結構高いハードルでしたから。

 

 

 

 

 

わかっちゃいるけど、やめられない・・・自分のやり方。やめられないんじゃなく、やめないことを選んでいるのは自分。自分のその癖(習慣)に気づいたメンバーの話にみんな納得。それも飛び切りのやめられない理由がみつかってしまった〜。ならば、やめないって選択もありなんですよね。

 

 

ELMもSMILEも、こうして一人ひとりの気づきが、一緒にいるメンバーの気づきとなるからグループダイナミクス効果が生まれていけるからいいのです。グループダイナミクスとは、クルト・レヴィンにより研究された集団力学で、集団において人の行動や思考は、集団から影響を受け、また集団に対しても影響を与えるという集団特性のことです。

 

 

 

私たちは、自分のことを話し、誰かの話しを聞くことでまた自分の中で色々と考えを深めていくことができます。グループワークの良さとはここにあります。ELMも第4章の「感情と上手につきあう」あたりから、学びの深まりも加速します。今日も素敵な気づきのシェアが連発でした。

 

 

 

 

 

 

まさにアドラー心理学に救われている私がいる・・・参加者のみなさんの笑顔や驚きの表情、体験を振り返りながら学びを深めていく姿に勇気づけられます。参加ありがとうございます。

 

 

 

今日もブログにきていただきありがとうございます。