アドラー心理学 第20期【ELM勇気づけ勉強会】 リアル&オンライン併用コースです。
3回目の今日は、第5章【自分のスタイルを明確にする】 第6章【セルフ・トークを意識する】
再受講2名、SMILEは全員受講済のELM勇気づけリーダーを目指すメンバーさんたちです。
新改訂版でスタートしていますが、ライフスタイル診断については、タイプ変更など含めて表現も、解説も詳しく丁寧になっています。また、再受講のみなさんも受講当初とは環境も違うし、学び度合いも深まっていることでグラフにも変化ができきています。
独自のライフスタイルはアドラーによれば、8歳ぐらいまで(現代アドラーでは10才くらいまで)に完成すると考えられています。初めて遭遇する家庭という共同回の中で、ここで生きていくための安心や安全を感じるために、自分はどんな行動は成功し、どのような行動は失敗するのか、ある状況や相手について、どのように理解し対処していくか、子どもながらに思考錯誤しながら学びます。
親や先生などの身近な大人をお手本として、自分もできるようになった、これで十分だと判断した時、その試行錯誤をやめてしまいます。それらが自分と世界についての信念の体系となり、全ての対処行動の指針となります。
よく「性格だから仕方ないよね」と言っている人たちを目にしますが、アドラー心理学では、あくまで個人の主観的な判断なので、自分の傾向を知ることにより、自分の魅力に気づき磨きをかけることも、欠点だと思う部分を変えることができます。
ただ・・・慣れ親しんだやり方のため、新しいやり方を採用するにはリスクも伴うし、うまくいかなかったらどうしようと、新しいやり方を採用するのを諦めてしまったりもします。案外、自分ではわかっているつもりでも、都合のいいように判断したりもしていますね。
簡易的な診断ですが、きょうだい関係や小さい頃の体験などをお聞きしていると、その兆候がかなりみられるものです。良い悪いじゃなく、どんな傾向があるか知っているか知らないかは大きな差がありますね。
私がよく、自分の中の「スモールモーリーが疼くのよ〜」って言っているのは、小さな頃からやり慣れた私流にそぐわないことが起きると、スモールモーリが嫌だと暴れだす感覚です。大人の自分で俯瞰的にみながら、「嫌だと思ってるんだね。大丈夫だよ。大人の私がちゃんと対応してあげるからね」・・・なんて対話しているわけです。
ライフスタイルはここまでがんばって生きてくるのに役立っています。「いやいやがんばってないから・・」って方も、自分なりのやり方で色々と努力したり歩んできたからこそ今がありますね、フムフムとうなりながら、そうそうと感じながら・・・・一緒にどう向かい合っていくのか考えていきました。
休憩を挟んで第6章。通常は二人ワークですが、ブレイクアウトルームから出てしまったりうまくコントロールできなかったので、急遽みんなでワーク。これもまたありです。
みなさんいい笑顔で終了しました。ありがとうございます。
夕方から株式会社ネストロジスティック様 上級社員研修 第5期 夢志の巣塾キックオフでした。
北海道から鹿児島・・・各拠点からリモートでのキックオフ。
第4期の最終研修報告会も5月にオンラインで開催しました。リアル研修が難しくなってきていたところで、早々にオンラインシステムを導入されてきたからこそ可能になりました。
ユーチューブチャンネルも解説されて、第8弾前篇では、夢志の巣塾への思いを迫会長が語られています。また後編では、見事な変身を遂げた受講生のお話もあります。私が言うよりみていただいたほうが早いのでご紹介します。
いつも以上の暑い夏、そしていつもとは違う今年の夏・・・新たなチャレンジがスタートします。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。