日本アドラー心理学協会 代表梶野先生スーパーバイジングからスタート。

 

 

スーパーバイジングとは、自分の担当するクライアントとのカウンセリングのケースを報告し、面接過程についての意見やアドバイスを頂いたりしながら、今後のセッションに活かしていきます。スーパーバイジーである私は、カウンセリングでの問題点やより良いカウンセリングのあり方を習得できます。

 

 

スーパーバイジングを定期的に受けることが好ましいとされていますが、実際に受けるのはかなりハードルが高い。キャリアカウンセラーとして恩師からスーパーバイジングを受けれたのも数えるほどしかなかったように思います。定期的に学びを続けることで、その時意見を伺ったりでカバーしてきました。

 

 

忙しい時間の合間を調整していただいています。これは、協会のマスタープラクテショナーとしてカウンセリングを引き受けていることもあり、梶野先生からの修了生に対する配慮で感謝です。臨床現場で実際にカウンセリングをされている梶野先生はこころ強い見方です。カウンセリングが順調に進んでいることを確認しながら勇気づけられています。

 

10時からは、先日ELM勇気づけリーダーに認定した4人と、認定直後大阪に引っ越された方と、【Q&Aファロー会】を行いました。とは言え、まだ実際にはリーダーとして活動されてはいないので、開催にあたり不安を抱えていることや確認事項も含めての時間。みなさん積極的に質問をくださって、これからの活躍が楽しみです。

 

 

 

 

自分が育てたELMリーダーさんたち・・・きっとトレーナーなど私が歩んできた道も目指されているので、できる限りのサポートや応援ができる自分でありたいと考えます。だから、やっぱり常に学ぶ自分です。そして、共に成長していきます。

 

 

これまで【ELM勇気づけ勉強会】全12章を、ほとんど一年間かけて実施してきました。これはじっくり日々の実践を通して使えるようになってほしい・・・一回の時間もしっかり取り『振り返り』の時間をいれることで、より自分のものとしてほしいという願いからです。

 

 

上記の第20期のみなさんは、再受講ということもあり短期間で実施しました。再受講の中で、メンバーが違うと雰囲気もシェアの中身も随分違うことに気づかれていました。より多くのケースを経験しているほうが、自分の開催のときの力にもなります。これから実際に自分で講座を開催してみて、でてくる疑問など話し合う時間を今後は用意していきます。

 

 

現在認定しているELMリーダーさんは8名です。これまで企業研修などの仕事の合間をぬっての開催だったため少ないな〜。逆に今年はコロナで企業や組織の研修がほぼ中止となったりで時間が空いた分だけは増えそうですが、実際はコロナでなかなか思うようにはいきませんね。ただし、オンライン開催という新たな展開も広がりましたし、積極的に開催して仲間を増やしていきたいものです。

 

 

改めて【ELM勇気づけ勉強会】のここまでの受講者人数を調べてみました。
現在まで252名のみなさんに受講頂いていました。今月より常光福祉会さんが二グループがスタートするので280人ぐらいになります。【SMILE愛と勇気づけの親子関係・人間関係セミナー】は28名。他アドラー関係でのセミナーで80名・・・約400名のみなさんに講座提供していることがわかりました。

 

 

もちろん大学の講義や企業研修にも盛り込んでいますが、こちらは別としても。開催が増えるたびに、自身の行動のあり様に責任も大きくなっていくようにも感じます。

 

 

梶野先生との話の中でもでてきたのですが、ソーシャル・インタレスト(共同体感覚)・・・今やっていることが、周りの人に取ってどういう意味があるのか常に関心を持ち、共同体の自分の存在の意味を考えながら向かい合っていこうと改めて考えることができました。

 

*自分のことにしか関心がない「セルフ・インタレスト」(self interest)
*他者に関心を持つことを「ソーシャル・インタレスト」(social interest)
*「ソーシャル・インタレスト」が、実は共同体感覚の英語訳であり、アドラー心理学ではこの共同体感覚をとても大切にしています。

 

 

今日もブログに来て頂きありがとうございます。