日一日と秋めいてきましたね。空も雲もみんな秋を感じさせてくれます。

 

 

Rinカフェでアドラー心理学 第19期 ELM勇気づけ勉強会
今日のテーマは第7章【目的を意識する】

 

私たちの全ての言動・行動には、目的が存在するとアドラー心理学では考えます。
どんな言動の背後にも、積極的に物事をよくしようとする建設的な目的があると言われています。この目的論が、アドラー心理学の大きな特徴でもあります。

 

 

ただ悲しいかな・・・私たちは言動の結果だけに焦点を当てて「なんでそんなことするの?」とか、「なんでしないのか?」なぜ?なぜ?で考える癖が身についているようです。当然、相手に対しても「なぜ?」という視点で問いただしたり、結果で判断して関係を断ち切ってしまったりしてしまいます。

 

 

どれだけ人の行動には、ポジティブな目的があると言われても、[どうにもわかりあえない相手もいるでしょう]・・・という質問がでました。もちろんそこに至る様々な出来事はあったのでしょうが、人は何かの目的を持ったことに対して私たちは手段として行動に移します。(やらないという行動も含めて)まず、心構え・視点として取り入れていきましょう。

 

 

「どうしても分かりあえない」と言われるその心の奥にあるものも、やっぱりキラキラした目的があると考えます。

「もっと仲良くなりたい・・・」
「もっと分かり合いたい・・・」
分かりあえないのか・・・分かりあおうとしないのか。確かに「分かりあえない」そこに考えが至る理由はあれこれとあったかもしれません。

 

 

あくまで心構え・視点としてまず「なんのために(For waht?)」取り入れる。もちろん「分かり合う必要がない」なら、距離を置く、つき合わないと決めるのもありです。

 

 

例えば、仕事のタスクであれば仕事の目的という視点からだと協力しあえるかもしれません。それ以外では距離をあければいいのですから。交友のタスクであれば何かしらの理由をつければ会わない選択もできます。ただ、一番近しい関係(愛のタスク)ではそれはなかなか厳しいですね。ここは、こじれたら修復はなかなか厄介です。

 

 

特に愛のタスクでの夫婦関係やパートナーシップは、おいおいにして仕事などの対人関係にも共通しているようにも思います。だからこそ大切に扱いたいですね。一番小さく身近な共同体ですから。互いの育ててきたライフスタイルの違いも含めて「幸せな家族になりたい」目標の一致から話し合うことからですね。

 

 

どんどん深まっていく時間・・・少しずつ自分に気づける。その自分を勇気づけ・・・人生の課題に取り組めるように成長していきましょう。

 

 

 

今日もブログに来て頂きありがとうございます。