縦割り・上下関係で成り立つThe昭和的組織作りから脱却したい!!・・・本当にそう考えるなら、アドラー心理学がほんとうに役立ちます。

 

 

会社や組織、いえ人生で起こる問題の98%は人間関係に起因します。そう考えると、根底からの関係の在り方を考え直す必要があります。だからと言って【役割】なんていらないと言っているわけではないのです。

 

 

誰もが自発的に学び続け、高いパフォーマンスを出し続けている組織とは
1.新しいアイデアやチャレンジを受け入れる土壌がある

2. 互いに知恵や経験を分かち合うチームが出来ている
3. 成長が業務の向上につながる人事評価や組織構造がある

 

 

それを考えると、縦割り、年功序列で声の大きい人や立場だけで物事が通るような組織体制では、まず難しいでしょう。根底にある人間関係の在り方から進化させていく必要があります。頭だけで理解していても、変えれないと苦しんでいるのは一番にトップであり、管理職であると感じます。

 

 

とは言え、企業は人なり・・ですが、それを率いる経営者次第です。その経営者の皆さんに是非読んでいただきたいのは、ヒューマンギルド代表の岩井俊憲先生の【経営者を育てるアドラーの教え】です。

 

 

弱肉強食のアメリカ、シリコンバレーの経営者たちが何を大事にしていると思いますか?なんと【エンパシー】だそうです。エンパシーとは、他者と自分を同一視することなく他者の心情を汲むこと・・つまり「思いやりの心」でしょうか。

 

 

「スタンフォード式生き抜く力」著者でスタンフォード大学・オンラインハイスクール校長 星智啓さんの本の中にこんな紹介があります。
スキルや知識、チームワークやチームを引っ張る力、ビジョンやカリスマ・・そうした能力はリーダーとして当たり前の資質とされます。そうした資質に加えて、人の話をよく聞いて理解し、人の失敗を責め立てず、共感しながら、思いやりに溢れた行動が取れる。エンパシーの効いた「生き抜く力」をもった謙虚なリーダーこそがアメリカの大企業を牽引してきたレベル5なのです。

 

 

 

まさにアドラー心理学と実践の勇気づけが活かせます。その勇気づけの実践法を身につけるのが【ELM勇気づけ勉強会】です。

 

 

今日は、常光福祉会さんの次世代リーダーの実践力UP研修で取り組んで頂いている【ELM勇気づけ勉強会】でした。午前・午後のグループに分かれて各3時間で2章ずつを学んでいきます。

 

 

 

 

午前の部

 

 

 

午後の部

 

一章ごとグループも自由に変えて、情報交換をしたり立場や所属を超えたコミュニケーションの場にもなります。終了時だけは、全員が見えるようにして気づきのシェア。2回めにしていい雰囲気がでてきました。

 

 

第一章:様々な見方・考え方の存在を認める
第二章:聞き上手になる

 

第三章:言い方を工夫する
第四章:感情と上手につくあう

 

 

基本的な関係の在り方を一から見直し、自分自身を勇気づけ周囲を勇気づける人間性を育てるメニューです。職場で、そして家庭ですぐに役立ち使えるのが大きな強みです。章を重ねるごとに皆さんが楽しく一緒に学び合っています。

 

 

今日もブログに来て頂きありがとうございます。