社会福祉法人三篠会さんの新卒新任研修に一年ぶりに伺いました。昨年度はコロナ自粛に伴い、実施予定を延ばしに延ばした結果、人材開発育成室での実施となりました。15年に渡り毎年お邪魔していて、昨年初めて外部講師は中止。

 

 

昨年度の振返りをしてみて、やはり外部講師の時間が必要と呼んで頂きました。ただし、毎年研修期間中の一日をほぼ終日担当させていただいていましたが、今回は2時間限定。そして大阪、関東地区からもみんな集まって実施していたものを、広島・大阪エリアと関東エリアに分けての実施。この2時間を私に任せて頂いた期待と責任を強く感じました。

 

 

29日まずは広島・大阪エリアの41名を法人本部で実施。

 

 

 

 

恒例になっている一つの輪になって・・・

 

 

 

30日関東エリアです。

 

 

 

関東エリアで違うのは・・・一時間やった途中で、昨日の広島・関西エリアのメンバーたちと合同で施設見学です。Zoomでつながって一緒に施設見学をしました。広島の【リアライブ高陽】、そして大阪堺市にある【ベルディさかい】全く形態の違う施設の案内でした。皆さん興味津津です。

 

 

 

 

3年目の先輩がでてきて施設を案内してくれたり、相談員さんが案内してくれたり、2つの施設内をオンライン見学です。

 

 

 

 

途中、スクリーンの向こうにいる広島で研修中のメンバーが映ると、わ〜〜っと嬉しそうに手を振りあっていました。会いたかったんだろうな。三篠会さんが新卒新任研修の目的の中に大切にされているのは「同期のつながり」です。

 

 

通常なら寝食を共にしてできる年齢や出身校、地域を超えてのつながりが、とても大きな心の支えになることがわかっているからです。今回は叶いませんでしたが、オンライン上ではあるけれど、少しだけ距離を縮めることができましたね。

 

 

 

 

先輩たちもずっとやってきた、研修終わりにみんなで輪になって手を合わせていくワークもやりました。これも先輩たちの印象に残っている一つだということで、どこかに配属されても、なにかあるとき一緒に一丸となるためにやってくれると嬉しいです。

 

 

 

 

学生と社会人としての切り替えだけではなく、これから福祉業界に携わる人間としてどう生きていくのか、どう自分と利用者、ご家族、職員間で関わっていくか一緒に考えて頂きました。研修スタートでもあり、この後人材開発育成室のみなさんが進めていくカリキュラムにつながっていくよう心がけました。

 

 

合間合間で人材開発育成室のみなさんと色々お話をしていました。いよいよ翌日は辞令交付式だとのこと。採用活動から今日までずっと関わり見守り続けてきたメンバーたち・・・明日は自分たちから手を離れていよいよ現場に送り出す日だと思うと、感慨もひとしおのようですでにウルウルときています。

 

 

人を採用していくということ・・・新しく社会に出て働く最初の職場には、職業人としてスタートする新人たちへの働く意識を育てる上でも大きな責任もあります。この子は大丈夫だろうか? メンタルは?体力は?・・・様々なことを常に心配しながら声をかけてきています。

 

 

たった一日、たとえ2時間でも一緒に過ごしただけの私でさえも気にかかりますから、採用してきた皆さんは気にかかるとわかります。ここからは、自助努力と現場のみなさんの力にお任せしていくしかないのです。想いのこもった研修が、彼らの福祉業界で働く人として大きく育ってくれることを祈っています。

 

 

実は、現在の人材開発育成室の同期の皆さんたちは、私が三篠会さんの新卒新任研修のお手伝いをし始めた頃の面々です。その時の新人さんたちが、人を採用し育成していく人たちに成長してくれていることにも感動です。これからも、新人さんたちをそして先輩だちを応援し続けます。ありがとうございます。

 

今日もブログに来て頂きありがとうございます。