40・50代からの『ライフキャリア再構築セミナー』第2回目
今日のテーマは、【過去が未来を創るのではなく、過去を活用し未来を創る】
私たちは、たくさんのライフスト-リィと出逢って自分自身のアイディンティティを構築していきます。小さな頃は親や身近にいる人たち、そして本やTV・・・様々な情報の中からそのモデルとなる人のライフストーリーから様々な影響を受けて学びます。
成長するにつれ、ある程度の自分の人生を無意識ながらも描きながら生きていきますね。だからある程度の人生は予測はできる。ただ人生では何が起こるかはわからない。今回のようにコロナ感染で世界中が不安や恐怖に震撼するようなことだって起こるし、自然災害も起こります。
じゃあ、何が起こるかわからないから、何も予測せず、何も考えず生きていくというのはどうでしょうか。複雑化していく社会の中で、自分が何を選択し、どう行動するかを自分で決めずに自分らしく生きたい・・・というのは難しいですね。だからこそ、定期的に環境が変わるときは再構築が必要になってきます。
ライフキャリア再構築セミナーで目指したいのは、年齢を問わず一人ひとりが自分の人生の現在と未来の役割、環境、出来事を自分にとって意味あるものにしていくこと・・・それを学びの仲間の力も借りながらサポートしていくことです。
上の写真は、1957年に私自身がCDWで書いたライフダイヤグラム・・・生まれてから死ぬまでの人生の時刻表です。自分だけではなく、関わる人の年代やイベントも書き込んでいます。実際、嘘みたいに未来について描いたように進んできました。もちろん違う形で実現したこともたくさんありますが。
ただ、やっぱり再構築が必要になってきました。実際の仕事においても5年計画でのシフトチェンジの最中でコロナ。大きく状況は変化しました。もちろん悶々とする時間も過ごしてきましたが、人生をどうありたいかの大きなところは何一つ変わってはいない。ただ、だから何を・どうするの部分が変化せざるを得ない状況がきただけのこと。
自分にとって意味あるものにするためには、リフレクションと新たな意味づくりが必要です。リフレクションとは『内省』することです。ただそれは、ここまで起こった事実を振り返り、間違いを探すことではありません。それは単なる『反省』です。過去は悔やむのではなく、活用しリソ-スにしていくための作業です。
まあ、数々の失敗をしてきましたが、そこには必ず人生を生きていくための学びがあるし、自分では気づけない優しさや力強さ・・様々なストレングス(強み)が見つかります。後悔と悲しみ、失望さえも、受け止めた上で、どこに向かっていくか。過去が未来を創るのではなく、今が未来を創っていきます。過去を活かして。
サビカスの5つの質問ワーク・・・そこにも過去からの学びをしっかり活かして生きている私たちがいましたね。そしてこれからの人生へのヒントも。
『これもまた過ぎる』(The too shall  pass)』西洋の格言・・・
(どんな苦難も不幸もいつまでもつづくことはない。それを信じて、希望がもてるといい)
自分の人生だから、楽観性の中で現在と未来を想像し、計画し、楽しみましょう。
お疲れさまでした。
今日もブログに来て頂きありがとうございます。