パラリンピック選手に勇気を教えられる

2021.09.05

東京2021パラリンピック今日が最終日。パラアスリートたちの姿が眩しくてしかたなかっです。アスリートたちの前身から溢れ出てくる笑顔やその姿勢に感動と勇気をいただきました。

 

国際パラリンピック委員会(IPC)は、パラリンピックアスリートたちに秘められた力こそが、パラリンピックの象徴であるとし、以下の四つの価値を重視しているということ初めて知りました。

【勇気】:マイナスの感情に向き合い、乗り越えようとする精神力
【強い意志】:困難があっても、諦めず限界を乗り越えようとする力
【インスピレーション】:人の心を揺さぶり駆り立てる力
【公平】多様性を認め、創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに立てることを気づかせる力

 

 

パラアスリートの競技に向かう姿勢に胸が詰まる思いを何度も感じました。それは選手たちのチャレンジの姿はもちろんなのですが、それ以上に、自分自身のライフタスク(人生で向かいあわなければならない課題)から、ちょっとしたことでネガティブになって諦めてしまったり、逃げ腰になってしまっている自分に気づかざるを得ないからでしょうか。

 

 

”パラリンピックの父”と呼ばれるルードウィッヒ・グットマンが言ったのは
「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」

 

 

アドラーの教えにも共通している部分がたくさんあり、より心に響くものがあります。
アドラーは、「重要なことは、何を持っつて生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである」と教えてくれています。
パラアスリートたちは、失ったもの、持たないものから目を背けることなく受け入れ、その上で違う何かで補完し前に進んでいる。そして誰かの手を借りることもできている。

 

 

パラアスリートたちは、生まれながらに持ち合わせていない身体的なこともあるでしょうし、後天的に失ってしまったという環境もあるのでしょうが、それを受け入れ今の現状の自分でチャレンジし続けている。彼らは全身でそれを表現し、共に笑い、喜び、悔しがり、感謝し・・・自分を生きている!! 間違いなくそこには4つの価値が満ち溢れているんですね。

 

 

パラアスリートたちに秘められた力に心が疼き何かしら突き動かされるエネルギーを感じています。自分には、身体は十分であるのにパラリンピックの象徴である4つの価値【勇気】【強い意志】【インスピレーション】【公平】が不足している。

 

 

自分のあり方、社会のあり方、誰もが自分らしく生きることができる社会になるために、自分にできることは何か考え直そう・・そこから目を背けない勇気を教えてもらいました。たくさんの感動と気づきをありがとう!!

 

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。