『成長』と『貢献』でお返し

梅雨の雫が紫陽花より美しく輝かせる季節・・6月。早いですね。2022年も半分まできました。株式会社CUA(キュア）も決算が終わり、新しい一年に踏み出しています。

2003年2月 個人事業主としてキャリア Q アップアカデミーを立ち上げて20年。（2010年5月 株式会社 ＣＵＡ法人成り）
起業して初の講演会を開いていただいたのがBECビジネス交流センターさんでした。他にも後継者塾シリーズや女性対象のセミナーなど開かせていただきました。この度、理事長（当時、事務局長）から新規事業立ち上げで新しく採用した新人育成の相談をいただきました。

その新人育成計画が進む中で、全職員研修もやりたいとのご希望で先日土曜日実施しました。激変していく経済社会の中で、組合員企業も変革を求められ続けています。当然その組合員企業さんたちと共にあるBECも成長が求められます。古参の皆さんが抜けて若手を中心に、新しい時代に似合う成長が求められています。

半日という短い時間でしたが、改めて自分たちの仕事の意味・価値を見つめ直し、その中でどう対話しながら職員間、組合企業、そして社会と共存・共栄していくかを考えていただく時間にしました。

BECが掲げている大きなテーマでもある「共存・共栄」の意味価値、そのために自分たちができること、課題にしていくことを明確化していく作業は、話し合いの運営も皆さんに預けました。付箋を手に喧喧諤々と笑顔で話し合う姿は、実に頼もしくもあり未知なる可能性を感じる時間でした。

何より、その姿を見ている理事長の目に涙が・・・長年組織つくりに苦労してきて、今やっと従来の慣習にとらわれず意見を出し合いができる組織に成長してくれた感動の涙だったそうです。その姿に・・私も嬉しくなりました。

終了後、理事長と面談。そこで頂いたのは、「失礼な言い方かもしれないけれど、成長と進化ぶりを感じました。ソフトで洗練されたアプローチに、心にたくさんのことが届いて嬉しかった・・・」とのこと。20年近く時を経てあの頃と同じだと逆に怖いのですが、その言葉は何より素直に本当に嬉しかったです。

当時、まだ何者かもわからない実績も少ない私に声をかけて頂き、背中を押していただいたこと・・・そして今改めてチャンスを頂き、組織作りのためにお手伝いできていることは喜びと感謝しかありません。頂いたご縁にお返しできることは、仕事で全力を尽くすことでしかできません。

起業から20年を経て、BECさんをはじめたくさんのご縁をいただき、たくさん応援していただいてきたはずなのに、十分なお返しができていないと改めて感じています。今回のように直接のお返しはできませんが、ここまで培ってきたものを必要な方たちのために全力で提供することで、社会貢献し還元していきます。報恩感謝。

久しぶりのブログUPでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。