「今の仕事がいつまでもあると思うな」・・・いきなりの厳しい言葉にドキッとした方もあるかも。ある会社の研修冒頭に、経営トップから伝えられた言葉。
2015年12月「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10-20年以内になくなる」というレポートが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表され、日本もかなり騒がれたことを思い出す。それから7年が過ぎた今。
あなたの職業の未来はどうでしょうか?
仕事柄、いろんな業界のいろんな近況が入ってくる。「いやいやウチはAI導入なんて関係ない業界だから・・・」と言われても、多くの職業がAIの急速な発展で、電子化が進んだり、簡素化され何らかの変化は起きているはず。
例えば、古くからある伝統職人さんの世界でも、ネット販売などで世界から注文が入る・・とか、伝票発行一つ取っても小さな変化もあるはず。
消えていく職業もあれば、残る職業もある。ただし、残る職業であっても、今までのままで残れるか否かはは別物じゃなかろうか。残る職業であっても、時代変化に乗り遅れると、間違いなく淘汰されていく危険があるということ。
もちろん、多様性を大事にする時代に来ているのだから、その中でどう働きたいかも自分で決めていい。それがOKな組織であれば良いのだけれど、雇用側もなかなか厳しい状況の中に置かれているわけで、難しいことも多い。
望む望まざるとも、自分がしっかりとしたキャリア・ビジョンを持つことが求められている。従来型の雇用側任せではなく、雇用される側にもどう働きたいのか、そのために自分ができることは何か、意思表示が必要になってきている。
それには、組織と個の共生関係が構築されているか。
従来の上下関係のまま
「雇ってやってる」
「会社の未来、そんなのは会社上司が考えること」
・・なんてままの関係であるなら、残るのは難しいだろう。
今ある仕事が、今のままのやり方、考え方のままであると思うな・・という意味ですね。企業は進化か衰退しかない。現状維持など何一つない。
大切な人たちとの関係も、仕事のやり方も・・日々変化しないことなど何もない。それなのに、ついいつものように、いつもを当たり前のように、ほぼ気にせず過ごしていくことが多い。
自分のここまでの足跡を見直しても、5年10年と長くお付き合いしていただくケースが多い。進化し続けることで対応してきたというのも大きな要因の一つ。フットワークの速さや、インプットの速さなどは、弱くはなっているけれど、点と点を結んで考える力は経験を重ねるごとに早くなっている。
そうだ!! 仕事も・頭も・身体も現状維持など何一つない・・・
あちゃ・・・マズイ!! 身体の衰退は緩やかに、それを補う知恵を身につけなきゃ💦
全ては自分の選択でいかようにもなるということですね。
もって生まれた能力をどう活かすのか。
未来のために今できることは何か・・・ーアルフレッド・アドラーー
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