10月13日(金)から15日(日)の3日間、 日本アドラー心理学会 総会が広島市で開催されました。
全てには参加できませんでしたが、13日、14日・・・仕事を終えて参加してきました。
今回、日本アドラー心理学会総会には初参加です。私がアドラー心理学を本格的に学びはじめたのは岩井俊憲先生のヒューマンギルドそして、梶野真先生が代表の日本アドラー心理学協会でさらに学びを深めてきました。また、梶野先生のつながりから、組織を超えた様々なアドラー心理学の勉強会や、海外からの先生方のワークショップなどにも参加してきました。
日本では長い間、野田俊作先生のアドラー・ギルドと岩井俊憲先生のヒューマンギルドが大きな組織としてアドラー心理学の普及を牽引されていました。どこで学び始めたかで、他の組織での学びは自然と敷居が高くなっていくものかもしれませんね。だから自然と、野田先生が設立された営利団体のアドラーギルドと同じく野田先生が設立を主導された学術団体である日本アドラー心理学学会は、私にとっては敷居の高い組織でした。(アドラーギルドは、現在、野田先生が亡くなり財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japan(AIJ)として活動されています)
そんな状況だったこともあり、勝手に「自分なんかが参加していいの?」と思い込んでいたのですが、コロナでオンライン参加で学ぶ機会も増えてきたこともあり、同じアドレリアンとして誘っていただき勇気を出して会員になり参加しました。
会場に入ってすぐに「モーリーに会えた!!」と声をかけてくださったのは、受付にいた福山の倉橋さん。中島先生や、Aacの上原先生のセミナーなどオンライン講座で何度かご一緒してあたたかく迎えていただきました。他にもオンラインでしかお会いしたことのない方達からもたくさん声をかけていただき驚いたのと同時に、ここにいていいんだと感じる場でした。
ここに参加されている皆さんが【アドラー心理学の教えが大好き】・・・臨床の場、教育の場、産業の場とそれぞれが活かす場面や立場は違えども、ただただアドラー心理学が大好きで己の場で生かしながら、学びを深めあう仲間たちが集っている素敵な場であった。これがアドラー心理学・・・まさにアドレリアン。
中日の懇親会。
写真は右から今回、学会総会に誘ってくれた、小児科医のひーちゃん、妹さんのけーちゃん、日本アドラー心理学協会代表の梶野先生、早稲田大学 人間科学学術院教授 向後千明先生。
指導的立場にいる先生たちもフランクに声をかけていただいてこのフランクさ。ここには横の関係が溢れている。
中島先生、向後先生、梶野先生の超レア写真です。他にも久しぶりの八巻秀先生(やまき心理臨床オフィス、駒澤大学教授)や、初めての田中禎先生ともお会いできお話できました。
このひーちゃん&けーちゃん姉妹と梶野先生のご縁から全ては始まっているので、所属は甲信越地区でご挨拶。(長く続いている甲信越地区での勉強会にもお誘いいただき、月一オンライン参加します)
二日目の懇親会後も、夜10時まで事例研究会・・・という濃い時間。
学会カウンセラー資格試験のカウンセリングにも参加。実際のカウンセリングに、自分だったらここでどんな質問を出すだろうか? それにより、どの方向性へ向かっていくのか? クライアントの気づきと行動変容へのキッカケは提供ができるだろうか?など見つめ直す時間になりました。 自分だけでやっていると、自己流の偏りが出てしまったり、新たな気づきを得ることはかなり厳しいもの。スーパーバイザーもいる中で他者のカウンセリングの場面を体験する機会はなかなかないので貴重でした。
懇親会後、事例検討会に参加して、2次会。
帰り、梶野先生と途中までご一緒。梶野先生のひと言。
アドラー心理学をもっともっとたくさんの方に知って使ってほしい!!と思った。
私も同じように感じていたので、来年は梶野先生に広島に来ていただき「初めてアドラー(仮)」を開催して、広島で
日本アドラー心理学協会の「使えるアドラー心理学初級」開催ができるようにしたいとお願いしました。
ぜひ、お楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Meley