今年からお手伝いに入っている社会福祉法人 みどりの町
【みどりの町ハピネス教室】
では、法人内で公募して参加希望された皆さんがアドラー心理学【ELM勇気づけ勉強会】に積極的参加されています。

 

 

ドカ雪予報のあった22日も、冷え込む大和町の本部に皆さん集まってくださり、第7章8章を一緒に学びました。

 

 

 

 

 

障がいを持つ仲間の皆さんと向き合う日々は、困難な課題と向き合い緊張の場面も多いはずです。アドラー心理学に基づく【ELM勇気づけ講座】は、新しい時代の対人関係のあり方や関わり方を学べます。組織では共通言語で対人関係について話しあうことができると好評です。何より多くの受講者さんたちから「生き方が楽になった」と言っていただけます。

 

 

振り返りでは「学んでいるのにできなかった」・・・「好ましくない対応をしてしまったことに気づき、思わず謝った」など出てきましたが、気づけるようになってきたことがすでに始まりです!! 気づけたからこそ、振り返り次は違う対応ができるのですから。

 

 

正解のない支援活動の中で、悩みながらより良い支援がしたいと願っている皆さんです。自分たちの現場での課題と向き合うながら、より良い関わり方に活かしていただけると嬉しいです。支援する側の思考・感情・行動の持ち方が変化することでいい関係作りができます。

 

 

表情が明るくなってきたと感じますし、質問や対話が増えてきてうれしく感じています。ELM勇気づけの後半は自分自身への「勇気づけオンパレード」です。まずは自分への信頼を育てていただけたら嬉しいです。

 

 

================================

====================================

 

 

そのみどりの町さんで、働く人のメンタルヘルス【ハピネス相談室】が始まりました。働く皆さんのストレスやモヤモヤを軽減してもら痛い・・・と塩崎理事長からのご相談をいただきスタートが決まりました。こんな風に、誰でもが気軽に参加できるようにアナウンスしたり説明会をすることがとても大切だと感じます。

 

 

先ずは、説明会を行い興味のある方を含め施設長さんたちが参加。その後、施設長さんたちとの個別面談を実施。施設長さんたちには、どんな施設を目指していらっしゃるか、また課題だと思われていることなどを伺いました。相談者の皆さんの職場環境を知ることはとても役立ちます。

 

 

11日いよいよスタート。中には、ご自身が受けてみることで「ちょっと聞いてもらってみたら?」と声をかけてあげたいからと施設長さん自ら受けてくださったり。開けてみるまでは心配でしたが、6席満席。皆さん部屋を出ていく時には、笑顔で戻られていく姿が嬉しかったです。

 

 

福祉業界で働く現場は感情労働と言われます。感情が労働内容に及ぼす影響が大きく、適切・不適切な感情は明確にされていて、組織からの管理・指導の中で、本来の感情を抑えて業務を遂行することが求められ、メンタルに不調をきたす方も多い現場です。

 

 

本当に仕事が大好きだった人が、エネルギーを消耗してしまっていたり、バーンアウト(燃え尽き症候群)したり、これまでも色んな場面でみてきました。残念でたまらない気持ちになったりします。

 

 

メンタルヘルス不調の方の第一次予防(未然に防ぐ)二次予防(早期発見)に焦点をおき、相談者が健康的に働けるよう相談に乗っていきます。アドラー・カウンセリング、キャリア・カウンセリング、アドラー流コーチングを主軸に、働く皆さんの心を軽くするお手伝いがスタートです。

 

 

みどりの町さんは、新しい時代の障がい者福祉事業のあり方も見直しながら、今の時代にあう福祉の見直し改革中です。一般企業でも今問われているのは同じです。働く人もそこを利用する人たちも、誰もがより良く働く環境づくりと、人材育成、心のケア・・・大きく変換を求められている時代です。同時に働く人たち自身にも、どう働きたいのか問われる時代がきています。

 

皆さんはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。