組織やチームという共同体でプロジェクトを進めていると、たくさんの困難に遭遇します。
逆に困難が起きるほど、より良い方向に向かうとワクワクしてしまうのは外から関わる立場にいるからかも知れませんが。

 

一番小さな共同体は夫婦やパートナー、そして家族でしょうか?
家族であろうと、仕事の場であろうと基本は同じです。
同じゴールや目標を目指すとき、合意形成を得る努力をするかどうかは、双方の努力が必要です。
特にプロジェクトチームや組織においては、よりプロジェクトリーダー自身がどんな哲学を持っているかに関わるといっても過言はないようです。

 

 

そんなとき、アドラー心理学の人の心についての理論「基本前提」がとても役にたちます。
個人の主体性:個人は主体的に創造する
全体論:個人は一つの単位であり、有機的に関係しあっている
仮想論:個人は世界を主観的に意味づける
目的論:個人は世界を主体的に意味づける
社会統合論(対人関係論):個人は社会に(組み込まれて)ある