自己重要感

2012.02.18

また寒の戻りですね。
不思議です。お腹を切った手術の痕は全く痛みがありません。
たくさんの人に「冷えると痛むよ」とか言われてきたけど、一度もないんです。
でも、先日のペットボトルを落とした足のくする指は冷えるとジクジクします=
体っておもしろいですね。
今日はアウトローの学び方です。丁度その手術後の生活を書いています。
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≪自己重要感≫−38− 
 昨年12月末から、入院そしてリハビリ生活と
約1ヶ月仕事の現場から離れた生活を送っていました。

手術を受けるという不安は勿論ですが、
そのあとのリハビリ生活の中で起こる自分の色々な感情…。

身体の信号に「まだ大丈夫」というマヒした感覚など、
仕事への依存度の大きさなど思い知らされながらも、
仕事の現場から離れていることへの不安と焦りの中で、
薄れていく自分への信頼
…それは自己重要感が失われていく恐怖でした。

以前、独立のキッカケにもなった最後の会社生活で
「出社に及ばず」という二ヶ月職から干された時、
こだわり続けた年収や役職より「必要とされたい!誉められたい!」
という自分の欲求に衝撃を受けました。

しかし、今回は復帰を待っていて戴ける幸せな環境下にあったにも関わらず、
自分の中で起こる妄想にも近い感情に不安定な日々を経験しました。

私たちは自分のことを「価値ある存在」だと思いたい、
という≪自己重要感≫に対する欲求を常に持っています。
たった1ヵ月で心揺らぐ自分に正直愕然としました。

目の前の相手のいいところを見つけてあげること、
目の前の相手を承認すること…これは仕事をしていく上だけでなく、
人と関わり生きていく中でとても重要なことです。
それ以上に(本当は同等ですが)、
相手に満たしてもらうことばかり求めるのではなく、
今ここにいる自分自身のいいところを見つけてあげること、
自分自身を承認すること…
自分自身で満たしてやれる自分になることも大切であると再認識しました。

誰でもが第一線から身を引く時がきます。
第二の人生を豊かに過ごすためにも今から意識しておきたいもの。
「神様がくれた大切な休日」は、多くの皆さんからの励ましにも助けられ、
たくさんの気づきを戴いた日々でした。報恩感謝。
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あなたへ。そしてわたしへ。
生きていれば自分ではどうしようもできないこともあります。
だからと言って、
私の存在までも価値がなくなったわけではありません。
今ここにエネルギーを集中しよう。