≪続けることの先に≫−45− リオール通信112号(2008年9月号)より
「リオール通信はどうして続けられるか」と聞かれる。
誰かから「これいいよ!」と聞いたこと、本に書かれていること・・・
いいと思えることは何でもチャレンジしてみるがうまくいかないと嘆く。
仕事では即効で成果をあげなければいけないことと、
地道な努力を続けることで成果をあげていく方法がある。
そのどちらかがいいのではなくその両方が必要であるし、
必然的にやり方は全く違ってくるはず。
例えば販促であれば、新聞広告、チラシにDM、ポスティング・・・
最終的には売上アップを狙うが、ターゲットも効果も測定期間も全く違う。
誰でもいち早く成果や結果を出したくてウズウズしている。
厳しい状況におかれれば当然のようにすぐに売上アップにつながる
即効性を求めてしまう。
いい事を取り入れる柔軟性はよしとして、それを自部門にどう取り込み、
効果を出すためにどう取り組むのか考えていない場合も多い。
知らないのか・・・いや待てないのかもしれない。
短期決戦は別として、継続していくことで効果をあげるには何が必要なのか。
販売や営業の経験の中で今思うのは、売上アップが最終目的でも、
そのために何かをしようとするとき
≪自分にとってのメリットだけじゃなく、それをお客様が喜んでくれる≫
・・・だからそれができる。
そして、それを継続するには、それが≪さらに育っていく夢やお役立ち感≫が私を支えてきたのだと感じる。
売上を上げることだけを目指すと、やっていることがすぐ結果として見えなければ
虚しくなったりモチベーションが保てなくなる。
続けていることで疑問をぶつけてもらいもう一度初心を思い出すこともできました。継続は読んでくださる皆様のお陰です。報恩感謝。