修大オープンアカデミー エクステンション講座
中・高・大学生を持つ親のための『自律力を育てる育自講座』でした。
二コマ連続の二回目でした。
自分のキャリアについて話しをして戴いていて、
子どもたちが中・高・大学生位になると、子どもたちの将来を考えると同時に、
自分のこれからの将来についても考えていく時期にもあることを感じます。
子どものことはやはり進学についてです。
すでに中学生の二年生頃から理数系か文系に進むの選択を迫られるようです。
また、何となく好きとか、苦手かな程度で早々に決定を迫られるのは可愛そう
という思いと、そこでの進路選択がまた将来の第一歩に影響している
と思うと恐くもあります。
学校から進路選択を迫られるから、はっきりしない子についゴドゴドが始まる。
なんてことも。
一方で、小さな時ほど手もかからなくなり、そろそろ母親役にも少し時間のゆとりが
できて、そろそろ社会復帰や地域貢献などを考え始める。
でも日々子育てに追われていた自分に何ができるだろうかと不安になったりもする。
子どもが小さな頃とはまた違う心配がやってきています。
日本の教育の中では、
≪自分の人生は自己選択、自己決定、自己責任である≫が
明確に指導されていません。
世界で一番、自分の人生を自分で決めているという意識が低いとさえいわれます。
そういう自分がどうであったか・・・やはりそこまでの意識はなかなか持ててはおらず
ただ、仕事を辞めて全く違う異業種へと転職を重ねてきた私の場合は、
親に相談したくても叱られるんじゃないかと言い出せず、再就職した後毎回報告でした。
大事なことは、自分が自分の人生の主人公であるということ。
誰も人の人生を生きることはできません。
だからこそ、自分の軸(モノサシ)を持ち自分で自分の人生を選択し生きる。
例え誰かに決めてもらって従うとしてもそれを選択している自分がいることを
忘れてはいけません。
それができるようになるたまめには、
「あなたはあなたのままでいいんだよ」という
OKメッセージがなければ自己信頼はできません。
どんなに年を重ねようとも、遅すぎはしない。
大人であるなら自分で自分にOKを出してやること。
大人の私たちが自己信頼がない自分でいて、
どうやって子どもたちにOKを出してやれるのか。
自己選択・自己責任を決めた日から練習していけばいい。
自分で作りだしている状態からの脱出方法と一緒にセットで体験して戴きました。
帰り…皆さんの姿勢が随分きれいになりました。すごい!!
ランチを挟んで二コマゆったり学ぶこのコースはひとりひとりの抱える課題が
よく見えて沢山の気づきを戴ける時間です。 報恩感謝。