双方向コミュニケーション

2013.02.22

徳山の朝・・・何カ月ぶりかのウォーキングです。
昨日、防府から山口への道で白やピンクの梅が
満開でした。小さな梅の木発見!
いい香りです。
東川緑地公園では水仙が真っ盛り♪

それも色んな種類がありました。水仙もいい香りです♫

今日は店長たちにアクシデント続きか。
でも丁度いいチャンスで副長や若手社員さんと
面談できました。

もうすぐ五年目を迎える若手社員。
「どうすれば店長の仕事を減らせるか、その為に
自分は何ができるかに集中しています。」
「あれれ? あなたはどうなりたいの?」
あれこれ聞いているうちに、
ひと通りの作業レベルはできるようになったので
次のステップを教えてほしいという思いに
辿りつきました。
ここのチームは店長も新任で伸び盛り・・・いい課題が見えてきました。
上司は部下を育て、部下に上司として育てられます。

様々な上司と部下をみてきましたが、改めて思うこと・・・
「どうなりたいの?」と聞く上司は多いけれど、
「どうなってほしいと思っている」と伝えていない上司が多い。
聞きっぱなし!
「こうなって欲しい」と自分の要望を言う上司も多いけれど、
部下に「どうなりたいか?」聞いてやる上司も少ない。
言いっ放し!

「自分はどうなりたい」と伝えれる部下も少ないけれど、
「次のステップを教えてほしい」と伝えれる部下も少ない。
部下は上司が道筋を作ってくれると勘違いしている。

つまり双方向のコミュニケーションが取れていないということです!
この場合、6対4、いやそれ以上に上司が悪い。
もちろん部下には、仕事の権限は与えられるものではなく自分で取りに行くもの
と教えますが。聞きっぱなし、言いっ放し・・・部下はどうしたらいいかわからない。

上に立つものは自分の組織に対する願望は
常に明確にして伝え続けなければいけません。
部下に聞く限りは自分はどう思っているのか明確に持っていないといけない。
そうでないと部下は正しい自己判断ができません。
その差異がわかるからこそ自分の課題が見えます。

新人の頃は覚えなくてはいけない課題も多く出来るようになったことが増える度、
自己成長を確認できます。
でも仕事にも慣れ、ひと通りの作業レベルが出来るようになると、
自分の成長も感じられなくなり何をどうしたらいいか迷い始めます。

だからこそ組織もまた人材にどう育ってほしいか、
どう働いてほしいか、どう成長してほしいか明確にする必要があります。
単に長く務めたからとか、もうそろそろいいだろう・・・
なんて人事は今どきあり得ない。
組織は人材哲学を持っている必要がありますね。
ここがないキャリア開発などあり得ません。
改めて本来のキャリア開発の重要性を感じた一日です。報恩感謝。
*******モーリーの今日の気づき************
自分がどうありたいのか、なにを目指すのか、
そのために今何を行動すべきか・・・常に明確に持つ!

カスタマイズHappyレッスン
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